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こんにちは。
現中2のアスペルガーの子の母です。
中学受験を経験しています。
学校(小学校)での成績は良い方でなく、実際にWISCでのIQ値は平均より低いです。
もともと幼いタイプで、塾へ行きだしても自分から勉強をしたりすることはなく、遊びへの誘惑に弱く本などを読む子ではありませんでした。
(今でも学習計画を立てるなどは苦手ですね・・・)
高校受験とは年齢的にも制度的にもかなり違うだろうなとは思いましたが、なにかの発想のきっかけにでもなれば、と思いその時感じたことを投稿いたします。
我が家でも勉強そのものに興味を示さない子だったので、受験対策というよりどうしたら面白いと感じてくれるんだろう、というところにずいぶん悩んでました。
アスペルガーの子たちは得意不得意がはっきりしている、という話を良く聞いていましたけど、うちの子は全体的に総じて低かったので・・・。
最初はなんの教科が得意候補で、何が不得意かすらわかんなかったです。
全然勉強しなかったうちの子が、モチベーションを上げられたと思われる要因は、2つです。
1つ目、周りの環境。
小学校のクラスで普段よく話す子たちが皆受験を準備していた子たちで、学校内での日常会話で模試とか勉強内容の話とか聞いていたようです。
そのため、皆が普段の生活でどう過ごしているのかわかって、自分ももうちょっとやってもいいか、みたいにはなったようでした。
また、うちの子は特に自分ひとりだけ何かをやらされる、というのが性格上すごく嫌いなところがあるので、子供と一緒に親も机を囲んでひんぱんに勉強してました。
なので、休日家族全員そろって1〜2時間勉強(学校みたいです)、という外から見たら変わった事をしていましたね。
これが一番効果があったです。その間は抵抗なく勉強していました。
目の前でこちらも勉強しているので、躓くたびに教えることもすぐできました。
ただ、これは子供の性格にとても左右されるので、雰囲気に影響されやすい子に向く方法ですね。
2つ目は、パソコンやDSなど視覚機器の活用です。
うちの子は書くことが不器用でひんぱんに書き間違いをします。また、消しゴムで消したりするのも不器用なので、紙を使った勉強法をしてるととにかく勉強時間より書いて消すほうの時間のほうが長くなってしまったりしました。
こうなるとストレスが強くて、何かを知る面白さより めんどくさいという気持ちばかりが強くなってしまって。
なので、DSの計算ソフト、国語ソフトなどゲーム感覚で遊ばせてました。それに加えて勉強として、パソコンのほうの学習ソフトなどを使って学ばせたりしています。
あと、計算したり、何かを考えたりするのに、紙に書くことよりもホワイトボードをよく気に入って使っています。
消しゴムより簡単に消え、書くのにストレスが少ないようで、私には使い勝手の違いがよくからないので意外でした。
後から振り返ってみて、そして今現在の子供を見てて感じるのは、少しでも「できる」感覚を味わうと興味が膨らんでくるようだ、ということでした。
苦手な国語は小6当時、小学2年生のドリルを与えてましたし、算数も3年生のものを使ってました。
でも、○が多くつくと単純に自信になるようで、得意候補の教科はその後どんどん伸びました。(苦手なものは相変わらずですが、それはそれでいいと思っています)
ミズリーさんの息子さんもきっと得意になりやすい教科、というのがあるのではと思います。
そこを見つけてあげると勉強全体に対する興味が違ってくるんじゃないかな、と思います。
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