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▼nobody knowsさん:
こんにちは。お返事ありがとうございます。
>すいません。少しことばが足りなかったようで(^_^;)
>医療ということばで、学校以外の方々をひとくくりにしているような誤解を与えてしまったようです。
>Dr.は診断・助言はするが、それ以後は心理やST、OT、PT、民間の相談機関も含めて、関わる援助職すべてが「教育」なのだと言いたかったわけで…。
私は医療職ですから先のような表現だと医療職全般のことを指していると捉えざるを得ないですね。適切な書き方ではないかもしれませんが、お返事を読ませていただいてやはりnobody knowsさんは教育関係者なのだなと実感しました。
きっと私とnobody knowsさんが捉えている「教育」というものはまったく別のものでしょう。実際私はあまり教育に対していいイメージを持っていません。義務教育期間いじめに遭っていたせいもあるのでしょうが、どうしても「金八先生」的な「愛の力でお前を変えてみせる!」という欺瞞的なにおいを感じてしまいます。
でもこれはきっと私の捉え方の問題なのでしょう。実際恩師と言うべき先生達にも出会っていますし、そういう人とは今でも年賀状をやりとりしています。しかしそういう人が圧倒的に少なかったのも現実です。
>Dr.のオーダーからしか出発できないこととか、嘱託Dr.の機関内のパターりズムとか、支援センターの方の話を聞きます。それらの限界からもう一歩つっこんだ生涯を視野に入れた関わりを全体でしていきたいと言う意味でした。
私はドクターと働くことについてはメリットの方を多く感じているし、医療職であることをむしろ誇りに思っています。確かに今の医療制度は問題点は多いですが、やはり発作などの危険が伴うケースもいますし、そういう時にドクターを呼べばすぐに来てくれてある程度対応をしてもらえる環境というのは仕事をしていて安心感があります。そして薬物などの医学的な知識や対応はやはりどんなに勉強してもドクターにはかなわない、と感じています。
またチームで働くことで個人の独断や暴走を止める力は大きいと感じることもあります。
多分これはいいドクターと出会っていたかによるのでしょう。幸い私は訓練士の能力を信用してくれているドクターたちに出会うことが多く、とても大切に育ててもらいました。生意気な意見を聞き入れてもらったことも一度や二度ではありませんし、学会発表などはそれこそつきっきりで指導してもらい、お互いの意見交換していました。その中でドクターも私も随分変わったと思いますし、ドクター達もそう言ってくれています。
でも最近思うのですが、こういういい出会いがあるかもその人の能力だと感じるのです。実際同僚でも面倒がってドクターと付き合いたがらない人はいましたし、毛嫌いしている人もいました。ドクターでもなかなか相手にしてくれない人もいました。しかし私はそういう態度にしたのは自分の問題もあると考え、仕事をきちんとするだけではなく、コミュニケーションだけは欠かさない努力をしていました。
すると威張ってばかりいたドクターも何故か私に対しては最後に「あなたも大変な状態で仕事をしているけど、決して諦めないで自分の道を進みなさい」といい意味での励ましをしてくれましたし、相対的に考えると私のことを評価してくれていました。
発達障害児・者を取り巻く環境は色々です。私は色々な人の話を聞いて意見の交換することが今の自分にできることだと感じています。
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