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▼聖司さん:
>アスペルガー症候群と診断を受けた息子が最近、キレやすくて手におえません。
>少しでも気にいらない事があると、すぐにキレます。
>この前は門を壊されたし、包丁を持って外まで出ようとするし。怒った所。すぐしまいましたが・・・
>息子ながら、おそろしくてたまりません。
>精神科にも通っていて先生に相談しましたが
>強い精神安定剤を処方されただけでした。
>この先こうして、びくびくして生きていくのかつらいです
息子さんは、もしかすると、“障害の受容”ということで、戸惑い
感を強くもってしまっているのではなかろうかと思います。
普通の子の場合は、“責任”“自立”“大人”などの社会的な概
念を、目標に向かって、勉強をしたり・アルバイトをしたりしてい
くうちに、だんだんと悟っていくのだと思います。
けど、そのような場で上手くやっていくスキルが、そがれている
僕たちにとっては、“雲をつかむ”とか“五里霧中”“暗中模索”
という感じで、強いストレスやプレッシャーを、毎日ずっしりか
かえて、何とか立っているような状態です。
こんなとき、僕たちがうれしいのは、ズバッと強引に引っ張っていく
タイプのリーダーではなくって、少しずつ到達可能なところへいざなっ
ていってくれるような、お姉ちゃん的な課長さん・先生みたいな方です。
彼にそんな感じのおばさん・おじさんなどがいればいいのですが、い
ない場合は、地元の社会福祉協議会や引きこもり支援NPO・発達障害者
支援センターのほうへアクセスして、親子関係を客観的に見守りつつ
閉じた心の鍵の錠を慎重にはずして、彼の暮らしやすい着地点へとみ
ちびいてくれる仲介者を探したほうがベターです。
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