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一昨日のことでしたが、関東平野の大雪の影響で電車のダイヤがいくぶん乱れていました。
私が帰りに乗った電車も、途中駅までは定刻どおり走っていましたが、私の乗った駅では特急の追い抜きがあるため、6分停車のはずが特急の遅れのために16分も停車していました。
帰りに乗った電車に居合わせた外人の女性、日本語はかなり理解できるみたいですが、電車の遅れについてのアナウンスに戸惑っていたようなので、私が事情を説明したところ、すぐに理解してくれて、安心した表情を見せてくれました。
(会話の内容)
Chiquitita>The announcement says that the express train is running 10 minutes behind time. This train is scheduled to let the express go first at this station, so we have to wait 10 more minutes.(案内放送の内容では、特急は10分遅れているとのことです。この電車はこの駅で特急を先に行かせるので、10分余分に待つことになります)
Lady>Oh, is that so?(そういうことだったのですか?)
(そして特急を見送ってから)
Lady>By the way, what time is it now?(ところで、今何時ですか?)
Chiquitita>Now it's 9:17(p.m.). The announcement says that this train is going to leave this station at 9:20. We have to wait 3 more minutes.(今、9時17分です。案内放送は9時20分に電車がこの駅を出る、と言っているので、あと3分待たなければならないですね)
(この説明で安心しきった女性は、目的地の到着時刻に目星が付いたので知人にケータイで電話し始める)
ところで、私は室蘭にいたとき、よく上司から「Chiquititaは日本語も満足に伝わらないのに、英語とかロシア語とか勉強して何になる?」と、ずいぶん嫌味を言われました。
でも、日本語での意思の疎通が困難な理由として、「てにをは」の使い方が上手くできない、というのを私は感じています。英語には「てにをは」の類がないので、単語さえ上手くつながればそれだけで会話が成立しますが、この点に関しては、皆さんはどのように感じていらっしゃいますか?
なお、私は上司の台詞が、自分が英語が苦手だったことに対する僻みのように感じます。
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