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▼あさぎさん:
こんばんは、秋桜です。
>>作業療法士の話によると発達障害の場合眼球運動が未熟なケースが多いそうです。視知覚認知が未熟な人の場合は注視と周辺視の使い分けが苦手ですが、他にも追視やサッケード(視線をサッと移す能力)、輻輳(近づいてくる物を見続ける能力)なども苦手なケースが多く、日常生活にも支障をきたしていることがあります。言語療法のみで始まった場合でも、あまりにも視知覚や協調運動が未熟なケースだと作業療法も追加オーダーしてもらうのですが、大抵の場合作業療法士さんが「オーダーを出してもらえて良かったね」ということになります。訓練によってかなり変わるケースも多いので、やはり練習は有効なようです。
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>私はたぶん視知覚認知が未熟だと思います。(聴覚もいまいち・・・)
>大人でも 訓練次第では現状より発達可能なのでしょうか?
>現状で困っている事が改善されればなあ・・・と思うのですが。
スポーツの場合と同様で大人よりも子どもの方が学習は早いのですが、大人も意識的に眼球を動かすといった練習をすることで改善するとは思います。でも専門は発達障害に詳しい視能訓練士さんや作業療法士さんなので、お子さんの相談ついでに聞いてみた方がいいでしょう。
作業療法士がよく訓練で使うのは机上では線引きやごちゃごちゃした絵の中からターゲットの物を探す(「ウォーリーを探せ」みたいな物ですね)課題などで、運動課題ではブランコに乗りながら輪投げを行う、サーキットトレーニングを行うといった課題を行っていますが、これは視覚の能力と同時に協調運動を高める狙いがあります。
>また 娘(私も)は物を探す(見える位置にあるのに気がつかない)のは やはりこれが関わっているのでしょうか?
>よろしくお願いします。
直接お会いしたことがないので断言はできませんが、関わっている可能性はあると思います。日常でボール遊びなどをしてみて動きを追いきれずに瞬きしたり、目をこするといった行動が多い、本などを読んでいて行を飛ばして読んでしまうことが多いようなら眼球運動がスムーズにできていない可能性があるので、できたら相談機関などで一度発達障害専門の作業療法士がいる所を紹介してもらい、評価などをしてもらえるのが一番いいでしょう。
家で少し練習をするなら公文などで売られている教材などを使ってみるといいでしょう。この時少し年齢より下のものから始めると本人も取り組みやすいと思います。絵本などでターゲットを探すものもあるので、一緒に遊びながら練習してみるといいでしょう。私がよく教材に使っていたのは「ミッケ!」という絵本シリーズでした。「ウォーリーを探せ」シリーズなどもけっこう親子で遊べていいですよ。
参考になれば嬉しいです。それではまた。
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