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wentさん、皆さん、自閉スペクトラムの方の「感情」についてのお話、
とても参考になりました。
(やはり同じ気持ちや立場に立った方々の体験や意見は
心にズシンと来ますね。)
私は息子に対してとても残酷なことをしていたのかもしれません…。
> ひょっとしたら息子さんは、「悔しいとか悲しいとかいったようなマイナスイメージの感情が湧かない、強い人にならなければいけません。」といったような言葉を、これまで嫌というほど浴びてきたのかもしれません。私の勝手な想像にすぎませんが。
これは少しある、と思うんです。
息子はちょっとしたことでよく泣くので、
私も「もう少し強くなりなさい」と叱咤していました。
男の子だからこんなにちょっとしたことで泣いていては
バカにされるのでは…という焦りもあったと思います。
また、よく「どうしてそんなに悪い風に悪い風に考えるの?
いいことを考えるように努力しなさい」と言ってました。
しかし、感情は自然にわいてくるもので、
自分でコントロールできるものではないんですよね…。
自分だって出来ないのに。
そんな母親からの叱咤と自分の心の動きの中で
息子は一生懸命に
「その感情のコントロール術」=「自分の意志と反対のことを言う」
を身につけたのでしょう…。かわいそうなことをしていますね…私。
> 28歳のとき、カウンセラーに、私は次の言葉をぶちまけました。
> 「高性能の感情抑制装置があるのなら、私の頭に取り付けたい。『取り付けたら、その日の24時をもって死ぬ』という条件付でもいいから。」
そこまで苦しまれていたんですね…。
親や周りの大人の言葉って重要ですね。
> カウンセラーからは、次の言葉が返ってきました。
> 「感情が湧いてはいけないと思うから、余計にその感情にとらわれて、収拾が付かなくなってしまうんだ。」
> 「感情は、勝手に湧いてしまうものなんだ。『ここらでいっちょ、嬉しいと思ってやるか』なんて器用なマネは、そうそうできるもんじゃない。そのようなフリをすることが上手な人もいるが。」
> そしてそれから、次のことを聞かれました。
>「『そのようなときは、ひとまず落ち着こうとすることが大切だ。どうすれば落ち着くのか、いろいろと方法を考えてみよう。』といった類の助言をしてもらったことがこれまでありますか?」
ひとまず落ち着こう…、これですね。
私も息子が泣いたりした時に怒らずに、
もっと暖かい目で見守ってあげたいと思います…反省しきりです。
> 「ASの特性に合わない対応を大人がして、本人が不利益を被る」ことを出来るだけ少なくするように、特に学校教師には考えてほしいです。
肝に銘じておきます。
本当に参考になりました。
また、ぜひ、いろいろお話を聞かせてください。
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