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▼まーさん:
nobody knowsと申します。
発達障害の最終的診断はDr.にしかできないので、ここで私がどうのこうのいうことは資格的にも、臨床的にも、道義的にもできないです。
ただ、下記の基準から強迫性とDr.が言われたのなら、少しつっこんで知りたくなりました。
>強迫性と言われた基準は
>1.脳のMRIに異常はない
私がお子さんに紹介している病院では、脳のCTやMRI、脳波の所見を必ず得ています。
脳の一部分(側室とか)の萎縮や脳波における棘波等の所見があるお子さんは
かなりいます。
しかし、そのことを発達障害の重要な因子としていません。
というか、その有無で発達障害を診断していません。
※経過報告書を先生が必ず当方にお送りくださるため、診断の理由が分かるので
私なりには、F-MRIのような脳内の血流量(脳の全体や部分の機能がリアルに見ることのできる)がつかめるわけではないからと、理解しているのですが。
脳の機能上では未熟なことが当然のお子さんでさえ、こういう立場の先生がいらっしゃるわけで、まーさんのDr.は、脳の萎縮等の外見的な異常所見を大事にされるDr.なのかなと思いました。
>2.四コマ漫画がバラバラになったような
>絵をひとつのストーリーとして組み立てていくテストや、間違い探しで独断的にストーリーを作り間違えた答えをしてしまう
>3.小さなことを見落としてしまう
まーさんは、発達検査をとられたのでしょうか。おそらくWAISかなと思ったのですが。
私はWAISのことはよく分かりません。ただ、私たちはその児童版のWISC-IIIをとるのですが、その下位検査中の「絵画配列」と「絵画完成」がまーさんの説明と合いますので、おそらく、そうだと解釈しました。
えー、もしもこの下位検査の評価点が低いのなら、私たちは「怪しい」ととらえます。※ただし、まーさんの検査の結果が分からないので独断は厳禁
理由1.この下位検査は「動作性IQ」を構成する検査なので、このIQを落とす可能性があること。動作性IQが言語性IQに比較して有意に落ちているASの方は多いし、認知特性(本人内の能力の特徴)に有意差(明らかなばらつき)がある可能性があること。
理由2.絵画配列(マンガを並べ替えるやつ)は、WISC-IIIの場合は比較的、理論的に解釈可能なのでPDDの方で高い方も多いし、むしろ非常に得意な方もいる。
ただし、WAISでは「人の感情」にからむ設問が多いので、苦手とするASの方が多いとのこと。
理由3.この検査は、「同時処理」という複数の情報を同時に処理することが求められ、この処理と反対の「継次処理」との有意差があるかもしれないと考えられる。もしも有意差があるならば、「発達障害上の認知特性のばらつき」がある可能性があること。
本人(私たちは保護者ですが)の承諾が必要な検査であると共に、インフォームドコンセントが今や当然ですので、普通はご説明があると思いますが…。
1.まーさんは、この検査のプロフィール全体を説明していただきましたか。
2.その結果(プロフィール表とか分析表)を手にされていますか。
今後、さらに別の機関に行かれるのならば、なおさらこの結果はいただいておくことをお勧めします。
>4.白黒よりもカラーの絵に多く反応
ロールシャッハテストをとられてのでしょうか。「カラーショック」のことかなと思いましたが、この反応と、強迫性との関係が今ひとつ私は分かりませんでした。
>5.突発的な行動をする
すいません。これに関しては、どこの検査・行動観察からなのかわかりませんので、何も言えません。
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