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▼ジョンさん:
お返事ありがとうございました。m(_ _)m
早速読んでみました。
「基礎的学習」が「前頭前野」を活性化する、なるほど…。
脳の局在的な機能を同定することから始まった脳科学が、一度それを否定して可塑性というものに入り、かえって混迷を深めたようで、さらにそこから脱却しようとしている、そんな感じがしてきました。
脳の話自体、具体的な検証がこれからのことなので、傍証的な解釈しかできないのですが。
たしかにLDのお子さん達と他の発達障害の関係性は臨床的に指摘されているわけで。
先の話を逆に言えば、
「基礎的学習」が入りにくいLDの子たちは、「前頭前野」が活性化されにくく、そのため他の発達障害とクロスしている
ということになりますね。
これを臨床的に生かすならば、
発達障害のお子さんにおける認知特性のばらつきを、未診断ゆえにLDという仮説のもとで指導を始めることが多い私たちの「学級適応」や「教科補充」という観点の指導が、発達障害にとっても大切な社会性に結びつく事になる
ということかなと思います。
ある意味、LDのみかなと思われるお子さんと、他の発達障害のお子さんとでは、個別指導計画における長期・短期の方針を「転換」させていたのですが、そこにもまさに「連続(スペクトラム)」を考えてもいい結果になる。
これは、新たな視点かもしれない。(*^_^*)
脳科学と実際の臨床とのリンクが本当に大切ですね。
臨床に携わる者は、たえず最新の研究を知っておかないと…。
やっぱり、この領域は深いものがありますねえ。
ちなみに、「読書」の有効性もご紹介頂いたページにありました。
私は、子どもの頃、「読書オタク」でした。
「読書」によって、友人との関わりを避けていたのかも、
「読書」は、空想癖の助長だったのかも
「読書」を勧めた両親の、「字」に親しむことは「頭がよくなる」というという思いこみに自分がのっかったのかも
なんていうネガティブなイメージが、
もしかしたら、ポジティブになれるかもしれないというおまけつき。(*^_^*)
ありがとうございました。
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