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▼みかリンゴさん:
はじめまして、マキナを名乗っています。自閉者です。
私の子供は、ハイパーすぎて、人の話がきけない感じの子でした。
今は、医師にかかり、癇癪を自分でおさめる為のカウンセリングを
受けています。PDD傾向とは言われていますが、後天的な問題の方が
大きいみたいで、小さい頃は集団の中の自分の存在は認識して
いました。
私自身は、どうやら小児自閉症だったようで(医師の予測ですが)
かなり大きくなるまで、人間と動物とモノの区別があまりなかった
ようです。集団というものを認識できるようになるまでは、もっと
時間がかかったような気がします。今でも、わけがわからなくなり
自分の部屋に閉じこもるのが一番好きです。幸い、フリーの仕事を
しているので暮らしていけます。
地域によって、差はあると思いますが、医師によりますと自我が
芽生える「魔の9歳」と、いうのがあり、そのあたりの年齢での
自覚や教育で、随分と、その子の性質が変化するらしいです。
訓練をできるのも、遅過ぎる事はありませんが、今くらいの年齢が
チャンスだと思います。
私が現在通っている個人病院は、子供の教育を重点において経営
されています。成人当事者で通っているのは、わずかみたいです。
時間はかかりますが、自閉症支援団体などの手をかりて、診断できる
医師を探して、(誤診なら、逆効果ですから)診断をもらい、
学校では、今年の4月から、発達障碍支援法の適用により、地域差は
あれど、義務教育までの間は各学校にスクールカウンセラーなどを
雇うか、連係がとれるように動きがはじまります。学校側に診断書
などを提出すると、なんらかの措置はとってもらいやすいです。
診断されて意味がないという事はありません。もちろん、その子に
よって発達の度合いは違いますので、「親の気にし過ぎ」で、私の
主治医も親に対して叱っている時もあります。でも、放置するより
真実を確かめた方がいいです。
私は放置されたので、とても苦労をして生活をしています。
プロの手を借りながら、その子に合った教育をしていく事が、定型
の子であってもなくても最善の方法だと思います。
ただ、お願いしたいのが、「この子は特別なのだ。障碍があるのだ。」と
親が嘆いたり、あまりにも過敏になると子供に悪影響です。本当なら
できるような事も親が先回りしたりすると、子供は成長しませんので
依存性が高くなり、成人した時の性格も可能性すら奪う場合があります。
御心配ならば、色々と勉強をして、御自分の理解を高められ、知識を貯え
おおらかに、優しく、時には厳しく、子供さんの自立を目標に育てて
あげてください。焦らなくてもいいのです。色んな事の時期は自然に
やってきますから。
あまり、心労なさらないようにしてください。
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