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▼秋桜さん:
>ペーパーテストでスタンダードなのはWAIS-R(ウェイスアール)です。これはウェクスラーという人が開発した知能検査で、小児だとWISC-III(ウィスクスリー)、幼児だとWPPSI(ウィプシ)という物があります。年齢に応じて使い分けます。小児の場合田中・ビネーや新版K式発達検査というものを用いることもあります。ウェクスラー式のいい所は言語面と非言語面の知能指数が出ること、下位項目のバリエーションが豊富なので様々な視点から分析ができることが挙げられますが、時間がかかるため患者への負担が大きいという欠点もあります。
うちの子達は、WISCもWPPSIも田中ビネーもやりましたわ。長男のときは2時間ぐらいかかりました。よく辛抱したと思います。
>同様のことは他の検査についても言えて、検査の問題自体が分かるようなことを公にするとまだ受けていない人が検査を受けた際に予測反応が出てしまって実力よりも高い得点になってしまうことがあるため配慮が必要です。よく私も担当のお母さん同士で内容を言ってしまいそうなことがあったので「それはやめて下さい」と釘を刺したことが何度かありました。
そうか。検査の中身は他にもらしてはいけないんですね!!
保護者によっては、
家ではそんなことないのに、場所変わると、または検査者が変わると子供の実力が発揮できなくて、低い数値が出た。
と、落ち込まれることが多々あるようです。
うちでは、病院で低い数値が出るとか、問題行動を起こすとかしてくれた方が、通院に繋がったろうと思われたので。
今の病院は、ちょうど調子の悪いときで、落ち着いて先生の話を聞けない、ウロウロしたがるときだったので逆に助かりました。
>検査で分かることはあくまでも断片にしか過ぎません。そこから日常生活をどう工夫して過ごしていくかが大切なのだと思います。
検査の質問内容を読んで、最初は「え?おにいちゃんならこんな言葉ぐらい知ってるでしょ?」「きっと、先生の質問が悪かったのよ。私が質問を変えればみんなわかることばっかりじゃない」などと思ってしまいました。
やがて、それは、「質問の角度を変えれば答えられなくなる…その程度の理解。それが発達障害なんだ…」と、理解しまして…。
あーーー。このスレッドは、このまんまどっかに貼り付けたいわ。
別室に移して、過去ログひっくりかえさなくてもいつでも見られるように(または教えられるように)なりませんか?
(自分のHPにも、このまんまリンク貼り付けたいぐらいだわ)
秋桜さん、ありがとうございます。
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