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▼Shinyu(管理人)さん:
>最近、アスペと似てるけれどそうではないらしい(医者から否定されたり自分で違うと思ったり)といって、まだ認められていない「ASでもADHDでもLDでもない、知的障害を伴わない発達障害の第4のタイプ」でないか、などという書き込みがありました。
>
>しろうとの知識で、発達障害の新しいカテゴリーを「発見」といったり、この掲示板でそれを広めようとされたりすると混乱を生み出しますので、そのような投稿は削除することにしました。
>
>発達障害者と健常者の間にはっきりした境界があるわけではないので、「グレーゾーン」の人たちがたくさんいるということは知られていることです。また専門家によって診断も変わるというのも事実です。診断名がつかないと不安というような気持ちはわかりますが、そういう人たちはとても多いのです。
Murakami様、ジョンです、ご無沙汰しております。
新しい掲示板が発足した時には、大変なご活躍で、
新しい形でのアスペルガーの館の掲示板が、このように
沢山の方から支持を受けていることを嬉しく思っています。
さて、
>ASでもADHDでもLDでもない
障害は以前から、PDDという表現で知られています。
http://www.aichi-c.ed.jp/contents/tokusyu/disorder/pdd/index.htm
ICD10においても、
http://www.dis.h.u-tokyo.ac.jp/byomei/ICD10/F00-F99.html
F81 学習能力の特異的発達障害
F84 広汎性発達障害
F84.0 自閉症
F84.1 非定型自閉症
F84.2 レット<Rett>症候群
F84.3 その他の小児<児童>期崩壊性障害
F84.4 精神遅滞と常同運動に関連した過動性障害
F84.5 アスペルガー<Asperger>症候群
F84.8 その他の広汎性発達障害
F84.9 広汎性発達障害,詳細不明
F90 多動性障害
という形で、分類されています。
ですから、新しい発見はないかもしれませんが、
>ASでもADHDでもLDでもない
障害はあると思います。
(ただ、現段階での医学会の分類に過ぎず、近い将来は分かりませんが)
この分野は、非常に理解が難しく、私も十分理解していないので、
関心のある方ご本人が、あるいは主治医の方とご相談されて調べるのが
最善ではないかと思って投稿しました。
今後もこの掲示板が沢山の方に支持されていくことを心から願っています。
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