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▼ももちさん:
>彼とは結婚を考えてつきあっているので、もしアスペルガー症候群だった場合、
>私が注意しなければいけないことや、理解しておかなければならないこと、
>教えてください。よろしくお願いします。
ももちさんとことは逆に、私が発達障害、彼が健常者です。
私の彼氏さんのサポートは、ももちさんの彼氏さんが発達障害者では無くても、
十分使えるサポートのテクだと思うので、お話しますね。
といてっも細かく説明すると本が1冊書けてしまう程なので、
だいたいこんな感じということで、
私の彼氏さんは、アウトドアスポーツのインストラクターで、
つまり「お客さんを教える」という学校の先生とかとは違うタイプの教育者です。
正しく出来ないと命に関わる事だけど、叱ったり厳しく教えられないのです。
お客さんは自尊心を傷つけられたら来なくなってしまいますから。
不器用なお客さんには、上手い事言ってチャレンジ精神を煽ってその気にさせ、
さらなる向上心を煽り、正くできる様に導きながら、
お客さんの心も掴んで継続してもらう様にするのですが、
お客に嫌な思いをさせずに、苦手な事をやらせる、
私も同じ様に社会性を身に付けさせられ、
2年で友達ができる程になりました。
このテクニックの真髄は「自尊心を満たしてやる」です。
自尊心を傷つけ無い、自尊心を伸ばすに限ります。
相手が助けてくれといわない限り助けない。(手助けは自尊心を傷つけます)
注意するときは「こうする人の方が私は好きだなぁ」とか、
ももちさんの為に変わって欲しい様に言ったり。
相手の得意な事でももちさんの役に立つ事ができる仕事を与え、
相手がやってくれたら、しっかりと誉めたり、感謝の言葉を言う。
さらにとにかく何かにこじつけて彼氏さんを誉めたり、感謝の言葉を言う。
しかし、本当にいけない事をしてしまった場合は、
自尊心云々無しにガツンと怒ってかまいません。
ですが必ず何が悪かったのか、どうすれば良かったのか明白にして欲しいです。
それと、悪い事をやってしまった事は叱っても良いけど、
良い事をやらない事については、叱らないで欲しいと思います。
ただ人間は自尊心が満たされていないと、
「注意された=自尊心を傷つけられた」時、
卑屈になり、逆切れや、逆恨みをします。
何時でも悪い事を注意できる様に、普段は自尊心を満たす事を
心掛けてあげてください。
自尊心が満たされていると、社会の荒波に揉まれる耐性も産まれます。
新しい事に挑む勇気にもなります。
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