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こんにちは。
先週の土曜日に、妻と一緒に別の医者に行ってきました。
看護婦さんによる予診、簡単なテストの後に
診察を受けました。
かなり時間をかけて、私と妻から詳しく話を聞いてくださってから、
「注意・関心・行動の狭さに関する何らかの発達障害があることは
間違いないと思います。そしてアスペルガー症候群に大変近いです。
ただ病名については100%断定はできないのですが…」と言われました。
私は現在35歳なのですが、子供のころに発達障害などで診察を
受けたりしたことがなく、いろいろうまくいかないことも両親や
学校の先生から「やる気の問題」「気力と根性の問題」と言われ、
何とか頑張って今までやってきました。幸か不幸か学校の成績や
学習能力は高かったので、いちおうの適応はしている。
しかし、お医者さんは「大変な努力をなさってきたに違いない」
とおっしゃいました。←理解してもらえたと嬉しく思いました。
特に薬物療法の必要はないとのことです。
(先生曰く「薬を使うことによるリスクとメリットを考えよう」)
また、(文字を通してではなく)口頭での情報交換が苦手なので
カウンセリングもかえって負担になってしまうのでは?とのこと。
(カウンセリングで日常生活に関するアドバイスを受けても、
それは私がこれまで自力で獲得してきたスキルを超えるものではない、
と思われるそうです)
今後の課題は、私に今持っているもので、できる範囲のことを探すこと。
大変な努力で社会に適応しているので、オーバーフロー気味だと
思われる。少しでも余裕を持って生活ができるようにすることを
目指そう、と言われました。
・自分のできる範囲で仕事をさせてもらえるように会社と交渉する。
・自分自身に対して、肉体的にも精神的にも負荷をかけないで生活する。
人に対して適切に気配りできなくてもよい。心をこめることはできなくても
相手にはそう伝わる/思われる「スキル」の獲得を目指そう、とのことでした。
実際、私が人に対して礼儀を重んじたり丁寧に会話したりするよう心がけて
いた意図はそれだったので、「わが意を得たり」と思いました。
自助グループにも無理のない範囲で関わっていってよい、とのこと。
今ではインターネット上で多くコミュニケートできるから、それを積極的に
活用していったら如何?と言われました。
とりあえず定期的通院の必要はないとのことです。
今後、たとえば転職に際して診断書が必要とか、不安にかられて大変なので
薬を出してほしいとか、必要なときにまた来てください、とのことでした。
とても誠実な対応をしてくださいました。
出された診断も妥当なものだと思います。
前回の医者はホントひどいとこでしたが、幸い2件目にして
良いお医者さんにめぐり合えました。
取り急ぎ結果報告のみにてm(..)m
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