|
投稿した後、昔の友人に電話をしました。
「まじめなお母さんを演じるのに疲れた!もっと自分を出したい」と。
幼稚園に入園した頃、あまりにも息子の状態がひどく、
それを私は全く把握しておらず、「元気な子の何がいけないの!」という私の態度に、
母親たちのバッシングの嵐が吹いたのでした。(あいさつしても無視とか、わざわざ私のいるところを遠回りするとか)
自分の事なら「フン!」なんだけど、子どものことだからどうして良いのかわからず、
自分を見失ってしまい、まさに「自己不在」の状態でした。
そしてアスペのことを知ったとき、あまりにも自分に当てはまるので、
自分が今まで長所だと思っていたことがアスペの特徴だったことで世の中がひっくり返ったようなショックを受けました。
療育に通い始めた頃なので、とりあえず療育の先生に教わったことを実行しよう。他の事は後だと思い一生懸命やってきたら、いつの間に「まじめで熱心なお母さん」ということになっていました。
ホントに幼稚園のお母さんたち(の一部)は人を評価するのが大好きなんです。
これまでやってきて、今私の思う「良き母」とは子どもにとってです。自分を大切にする。というのも含んでいます。お母さんが楽しくないと子どもも楽しくないし。
人の評判気にしてたら、この目立つ子どもの母はやってけません。少しは気にした方が良いけど。というのも体得しました。
一生懸命やって伸びた部分もありますが、やりすぎて子どもを追いつめてしまった面もあります。
今は自分が無理をしない。きっちりしすぎないで、少しくらいいい加減でも筋を通す。知識偏重ならずに子どもを観察し手助けする。という感じでやっています。
自分らしさを取り戻したい、と思っていて方法がわからなかった。
そこで「感謝する」というシンプルな方法に気づかされたのです。
感謝を忘れてた訳じゃないんですけど、つい迷惑かけて申し訳ないなという気持ちの方が強かったので。
何でそんなことわからなかったんだろうな、当たり前なのにな、で目からウロコの気持ちでした。目の前が明るくなりました。
電話をした友人の答えも「普通にしてりゃいいんだよ」でした。
|
|