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▼秋桜さん:
さっそくのお返事、ありがとうございました。
今日は、新学年に入ってからの初めての参観日でした。
人中にはいるのは、やはり、疲れます。
>心の理論のことでしょうか。
そうです。はい!!
>定型発達のお子さんは5〜6歳で他者からの視点というものを想像することができますが、自閉症のお子さんはこの能力を獲得するのが困難で、時間がかかるというものですよね。
そうなんですよね〜〜。
どこまで分かっているのかよくわかりませんが・・・。
>私が指導でよくやっていたのは新人や実習生など普段関っていない人を積極的に入れてみんなで自己紹介をしたり課題やゲームを一緒にやったりしていました。自己紹介の時は自分の何を知ってもらうことが最低限必要なのかを一緒に考えるのですが、なかなかこれが大変で、自分の好きなことだけをしゃべってしまって肝心の名前を言わない子、全部お母さんや私にやらせようとする子、項目を挙げても何のことか意味が分からず的外れな答えをしてしまう子とその度に「こういうことだよ」と確認して紙に書きながら課題を進めていました。
今年の1月から3月まで初めて療育を受けたのですが、自分のことをわかってもらえると感じたのか、自分が全部出ていて、療育の効果があったのかなかったのか???です。
療育でもこの様な事はしていただきました。
>ゲームについては私はよくトランプやかるたを使って遊ぶことが多かったです。神経衰弱みたいな単純なものでも自閉症やアスペルガーの子って相手が何しているのかをあまり見ていないからその都度「ここには何があったの?」と確認しないと全然覚えていないことが多くて(視空間認知が悪いケースもあるのですが)、私が覚えていると口惜しそうな顔をよくされていました(「だったらよく見てよー!」という感じなのですが)。紙に勝ち方を書いて実際に確認しながらやったりもしましたが、毎回コントのように大騒ぎをしながら課題をしていました。
神経衰弱は興味があるので、カードの位置をきちんと覚えているんです。
>あとエスコアールという会社からソーシャル・スキル・トレーニング絵カードという教材があってこちらが出始めたばかりの頃に職場で購入してもらって使っていました。
このカードも家で買いこんで、活用しています。
>でも大切なのは教材の学習と併せて実際に人と関わることなのだと思います。
そうなんですよ〜。実践でできる場所がないんですよ。
私自身、自分が周りを全然見ていなかった、というのに気付いたのは小学校4年生の時初めて保護者なしで姉とは違うチームで参加したキャンプで、ある付き添いの大人の人から「まあ、何て自分勝手な子!」といったことを言われてハッとしたことがきっかけでした。
子供の様子をみていると、人間に関心がないのか?人間観察ということを
まるっきりしていないような気がするんです。
だから、周りのひとの行動や言動を見ていないので、周りの人がどんな事を感じているのかわからないのかな?
難しい事ですが、周りの人に関心をもたせるにはどうしたらいいのでしょうね??
そこら辺ができるようになったら、今 自分はどんな行動をとればいいのかとか、
この人にはここまでできるけど、この人にはやめたほうがいいとか分かったり、自分が入れる輪がどれかがわかるのでしょうけど・・・
このあたりの具体例はありますか?
>あとは自分を冷静に見つめる能力を養うことが大切なのだと思います。[#2778]にも書いたように私は本ばかり読んでいたような子どもで、小説から人間関係を学んだ所があります。幸い私は大学時代恩師の計らいで教育分析(専門家になるためのカウンセリング)も受けることができたので、自分の考え方の癖などを意識化する上で療育と共に今の自分に役立っていると思います。
>
>あまり答えになっていないかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。
こちらこそ、ありがとうございました。
一応、親としてしなくてはいけないことはやっているということがわかりました。
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