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まあ、こんなことで不平不満を打ち明けるときは、往々にして自分自身の落ち度を棚上げすることが多いですが、オフクロが私の存在に完璧な依存状態にある原因が、私が甘え過ぎたこと以外、思い当たる節がありません。オフクロにとっては、親父のDVの後遺症も深刻です。
現に生きていることについては、神様に感謝することが出来ても、育ての親にはまったく感謝することができません。今まで例え形だけでも仲睦まじかっただけに、断腸の思いです。
このサイトにお越しの方々の中には、お子様の立場で親子関係に於いてつらい思いをされた方もいらっしゃると思いますが、差し支えなければ、その当時のエピソードや、どのようにその難局を乗り切ったかを聞かせていただきたく存じます。
私には、過保護と虐待が紙一重に思えてなりません。例え思い過ごしであっても、過保護の裏に発達障害や知的障害に対する偏見があったのかと思うと、腹立たしさのあまり、やり切れない気分に駆られます。
連休は予定通り帰省しますが、帰省中の最大の楽しみは、家族との再会よりも、5月2日の「円山公園で会いましょう」です。
最近になって、方々のオフ会に出て感じるのは、如何にオフクロのアドバイスの方向性が狂っているのかということです。本当に自分の息子が可愛いのであれば、「可愛い子には旅をさせよ」「子孫のために美田を遺さず」というのも親心。
もっとも、Chiquititaファミリーの「当たり前」が、余所では「当たり前」でないと解っていても、障害者の子供を産んでしまったという事実に苦しむあまり、自身の鬱状態も拡大したとあっては、自分の心配のネタがひとつでも解消して欲しいのでしょう。
私がオフクロのイエスマンであれば、オフクロの心配事は確かに無くなります。しかし、そんな消極的な方法で改善するほど、鬱状態の治療は生易しいものではないので、オフクロにはきっぱり言います。「早く病院へ行って、鬱を治せ」
私の愚痴に長々とお付き合いいただきありがとうございました。
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