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初めまして。コメントありがとうございます。
▼こしあんだんごさん:
>私はアスペルガー症候群で、先天性股関節亜脱臼の30代後半の女性です。脱臼に関しては「亜」つまり、完全脱臼ではないにしろ指摘いただいた範囲に入るものです。
実はよくよく考えたら、先天性股関節脱臼についても、発生原因はオムツの締め方や、出生時の身長測定で無理に股関節を伸ばそうとすることも原因のひとつと考えられており、必ずしも「先天性」とは言い切れない、という指摘があることを思い出しました。
ただ、私の親類には他にもっと重症の変形性股関節症の患者(♀)がいるため、遺伝のリスクだけはどうしても心配でたまりませんでした。(両足とも末期で人工股関節を入れているが、前途歩行不能で、現在身障者1級の認定を受けている)
私がこれほどまでに遺伝に神経質になっていた原因の一つに、変形性股関節症が、9歳のときの誤診による誤った手術で19歳にして末期状態に至ったという、国内でもワースト10に入るような症例を経験している、ということもあります。
少なくとも整形外科については、医療機関を信用できないため、これから結婚をして子供をもうけるということであれば、どうしても私の経験したような苦しみは味わわせたくない、という思いがありましたが、両親とも先天性股関節脱臼だからといって、子供も100%の確率で先天性股関節脱臼ではないということも解っています。
諺にも、「明日塩辛を食うからと今日から水を飲む」というのがありますが、それと同じような取り越し苦労をしていることも事実です。
ちなみに私の場合は、完璧に脱臼していた状態でして、4歳の誕生日を迎えてもなお歩くことができませんでした。
>股関節脱臼に関しては、小さい頃から病院にたくさん行ったので、この後、人工股関節その他リスクがあるのは承知してます。
>股関節が弱いと、膝や足首にくるので、
>10代の頃から、
>股関節のストレッチ、腹筋背筋の筋力をつけるための体操、膝から下のマッサージを夜、「毎晩」1時間欠かせません。
>調子が悪いと、早起きして、朝もします。
>
>副産物として、30代後半ですが、スタイルが崩れませんでした。
>お腹も出てないし、ヒップアップもしてます。
>正しい歩き方でないと、膝にくるので、たくさんの練習の成果で、歩き方もきれいだそうです。
余談ですが:
私の場合は極度の協調運動障害があると思われ、ストレッチがまったく効果が出ないために、歩き方がほとんど改善しません。リハビリも他の患者に比べて進捗が非常に遅く、担当の理学療法士にも呆れられるほどでした。
あまりにもリハビリの進捗が悪いために、スポーツのドクターストップはむしろ拡大する一方でした。現在は水泳以外は全面ドクターストップです。ヨガもやらせてもらえないほどです★
プールを使った水中体操は、長いときには1日3時間もかけてようやく満足のいく効果が得られたほどでした。でもそれ以外の運動はまったくといっていいほど効果が上がらず、バカらしくなって途中で止めたものもたくさんあります。エアロバイクだけは、ダイエットの効果があった(1年で最大15kg減量した)ので長続きしています。
平衡感覚の悪さは並ではなく、片足でしゃがもうとしても0.1秒以上続いたことは42年間1度もありません。先の股関節の定期検査のときも、デモンストレーションで普通にしゃがんだ状態から左足を浮かせたとたん、それだけで転倒しました。
>ですので、今まで、
>発達障害であること、先天性股関節亜脱臼であることが、恋愛や結婚の条件に入るなどと、考えたこともありませんでした。
なんか申し訳ないです。
私がいじめだけでなく、変形性股関節症でも史上まれに見る数奇な体験をしているばかりに、かなり精神的にダメージを受けていることがこういった流れを作っていることに気づいたのはごく最近になってからです。
>アスペルガーですので、当然、問題はたくさんあります。
>恋愛や結婚の上で、この特質のせいで問題になることはあります。
>でも、健常者も健常者ゆえの問題はたくさんありますよね。
そうなんです。
健常者の中には、健康のありがたみが解らないために太く短く生きようとしてかえって早死にする人もいるようです。
また、病気の苦しみを知らないために、「自業自得」だとかといった心無い言葉を平気で病人に浴びせる人も少なくありません。
だからこそ、発達障害ゆえの苦しみは発達障害の当事者でないと解らない、と考えるにいたった、その答えが「発達障害の当事者のほうが恋愛や結婚の相手に向いている」ということです。
もちろん、だからといって定型発達の人が条件から外れたわけではありません。発達障害のことを理解してくれるならば、誰でも構いません♪
当然、身体障害の有無は問いません。
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