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管理人のshinyuさん、penpenさん他 館の皆様 随分とご無沙汰しておりました。当初、「中1男子の母」というHNで投稿しておりました「tigress」です。
覚えておいででしょうか・・・。
最後に書き込みをしてから1年近くになります。この1年が我々家族にとって激動の1年になり、息子にとっては爆発的な成長の年となりました。
中1の夏休みより入院生活を送っていた息子は、病棟でも衝動的な言動をすることでなかなか人間関係が向上することが難しく、担当医は息子にどの薬が適切なのかを探りながら 時にはケンカをしつつ根気良く息子と向き合って下さいました。
息子の問題行動(具体的には申しませんが)もあまり改善せず、担当医が部長先生に切られていた期限の1年が経とうとしていた頃、私が目指していた家庭の大変革(外見上はただの離婚騒動)が起きたことで、一変しました。
息子は10月始めの退院後は、地元の中学(大規模校)には戻らずに私の職場(実家)のすぐ裏にある小規模校へ転入させることにしました。
この学校には発達障害に詳しい養護の先生がおり、月に数日スクールカウンセラーが来校し連携も良く取れている学校で、事前に話しに行った私の不安を一つ一つ取り除くように説明をしてくれた為、私としても安心して転入後の指導をお任せすることが出来ました。
転入後いくつかのトラブルや、生活環境の変化から疲れてしまい、授業に出られない日もあったりしましたが、その都度、養護の先生が保健室で話しをしたり、早退させたりの対応をし、電話で私に様子や先生がどんな話しをしたか等の情報を入れてくれました。息子にとって威圧的な存在の父親がいない時間に、じっくり話しが出来た為、息子は大人たちの伝えようとしていることを少しずつ理解し、自分の知識として蓄積できたのでしょう。
この春に大規模校との統廃合になった新しい学校では、彼がASであるとは思えないと担任に言って貰えるほどになっています。
毎朝6時45分には二人で家を出なければならない事は、朝の弱い私にとって辛いのですが、行き来の時間も息子との楽しい大切な時間になっています。
友人に対して自分の伝えたいことを積極的に伝えすぎる息子に、スクールカウンセラーから「70%位のパワーで付き合うと上手く行くかも」と具体的な数字でアドバイスをしてくれて以来、いろんな場面で相手の表情や語調にアンテナを張ってパワーセーブをしているようです。
学校にはASであることを伝えてあり、我慢できないくらいイライラしたら担任に申し出て、保健室を使わせてもらえるという安心感もあり、クラスメイトが自分に感じているちょっと不思議な感じを、どうやってカバーしようかと考えていたり、いい意味で自分に対するストレスをコントロールできるようになりました。
中学3年という年齢のせいもあるかと思いますが、少しずつ人とのキャッチボールができるようになってきたことがとてもうれしい毎日です。
・・・とはいえ、学校で「2チャンネラーだね〜」といわれることもあるようですが。
(たぶん、思ったことをストレートに表現するという意味だと思う)
ただ、上の娘との心の亀裂は大きく 唯一かつ最大の悩みの種です。
あ、離婚はしないですみました・・・(補足です)
それからASのお子さんのお母さん、私のスローガン共有しましょう!
「明日の来ない夜はない!!」 明日を目指して頑張りましょう。
以上、長々と失礼しました。
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