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一応 私はエンジニア系の職種についていますので
すこし音響学の知識があるという程度です
私の耳は犬とはりあうほど感度がよく
救急車が近づくのをだれよりも早く感知し
4オクターブの音を発声できるくせに
後ろから声をかけられると 何をしゃべっているかわからず
ニュースの音はメモリが5でも聞き取れるのに
トーク番組で 2人同時にしゃべり出すとまったく聞き取れなく
自分が どのくらいの音量でしゃべっているかわからないため
すぐに怒鳴り散らすので 相手に悪感情をあたえてしまうので
何かおかしいな? と思っていたら
脳の 音声分析能力がおかしいだけのような気がします
(医者の診断は受けていません ただの自己分析です)
そもそも 人間の周囲の音は 調整のおかしいラジオのザーザー音
(別名砂漠の砂嵐・滝の音)でしかなく
そこから 不要な音を除いて 人間の声を拾い上げる作業は脳みそで
行っているのですが なんらかの原因で その処理能力が落ちるのが私の状態で
通常の難聴者であれば 補聴器で聞こえない周波数を拡大すればいいのですが
私は しゃべっている相手に顔を向けないと聞き取れず
複数の人間と談笑する時は しゃべっている相手に ぐるりと顔を向けるので
実に奇妙な動作をします
私はつねに かばんの中にペンとメモ帳を持っていて
会話の流れを読んで
「うーっと 左に行って 右行って 5メートル行くんだっけ?
あれっ? 地図に書いた方が早いな!!」
「携帯電話の番号は 090− えーと 間違うといけないから紙に書くね」
「あれは 丸くて てっぺんとがっていて・・むう! 書いた方が早いな」
という風に 強制的に筆談に持ちこみます
エンジニア系の職業柄 電話では伝わらないことも多く
「すいません 勘違いするといけないので
スケッチ程度でいいのでファックス送っていただけませんか?」
「すいません 伝え間違うといけないので この件は調べてから
ファックスします」
といって ファックスで情報を伝達することが多いです
今度お絵描きチャット で 会話することを覚えてみようかと思います
実際の難聴者は 無理に筆談に持ちこむと
「私はくちびるを読むことができますから 筆談の必要はありません」
と怒る方がいると聞いたことがあるので(本当かどうか不明)
会話を始める前に 私の方から
「すません 私は耳が悪くて よく人の話をまちがって
聞き取ることが多いので筆談でお願いできますか」
と伝えることにしていますが もっといい表現あったら教えてください
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