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▼penpenさん:
おはようございます。
>>私も仕事柄色々なお子さんに会ってきましたが、本当に上下関係を付けたがりますね。大抵の子どもの場合、私のような子どものことを理解した上で淡々と付き合うタイプの人に会うのは初めてなので「なんだ、コイツ!?」という感じで色々試してきていました。
>
>ははは、アスペ子供のくやしそうな顔が目に浮かぶ……。
ある意味見抜かれるというのはすごくショックなことですからね。今までのパターン以外の付き合いというのは不安が付きまとう物でしょうし。
私も小さい頃は母に全てを抜かれていたのが口惜しくて仕方がなかったのですが、ある意味守られていた訳なので、やはりそういう人は必要なようです(四六時中というのはかなりキツイ経験でしたが)。
>そうですね。
>現代社会は直感をあまり必要としていないですね。
直感は必要なのですが、発達障害の人が不得意な分野の直感なんですよね。瞬時に大量の情報の大まかな意味を整理して把握するとか、効率よく段取りを組むとか、相手の意図を先回りしてサービスを提供するとか…。
>>なぜかと言うと直感の根拠になる指標が快か不快かという物だからです。甘い言葉で騙そうとする人は快の刺激を与えようとするからそれに反応するでしょうし、敢えてその人のことを思い遣って耳に痛いことを言う人の言葉を素直に聞けないことがあるのは、その雰囲気を不快に感じるからでしょう。
>
>なるほど。直感の正体は快不快なのですね
仕事や私個人の経験と照らし合わせてみるとそういうことが多いように感じています。快不快(喜怒哀楽)の記憶を司るのは大脳辺縁系にある扁桃体と言われていますが、研究者の中には自閉症の人はこの部分に問題があるのでは、と指摘している人もいます。
>そう言っているかたもいるのですね。
>直感力って人を排除する方向に行きがちなので
>確かに頼りすぎるとなんだか人間不信に陥りそうです。
>(メル・レヴァーンを検索しましたが、おもしろそうですね。
>本を注文してみよう)(=^・^=)
メル・レヴィーンの本は面白いですよ。彼は医学と教育を結びつけて考えていて、子どもの認知にあった教育を提唱しています。アメリカでは彼のカリキュラムを導入している学校が増えていると聞いています。
>そうですね。
>直感で“こいつ敵”センサーが働くとあとあとまで尾を引きます。
>でも実際はこちらの印象がよくないから相手に
>不快な印象を持たれたというのが直感の正体であることも多いように思います。
自分の気持ちが相手に投影されることってよくありますよね。以前雑誌で尾崎(咢堂)行雄氏の娘である相馬雪香さんが「相手が悪いと言って人差し指を相手に向けたとき、三本の指は自分を指しているのです」「相手を変えるより自分の行動を省みて変えることのほうが易しい」「誰だって最初は自分が正しいと思うにに決まっているのです」と言われている記事を読んで、「ああ、本当にそうだな」と共感したことがありました。
>>私の母もよく「自分が考えたこと、行動したことが適切かどうかまず自分を疑いなさい」と色々な事象をもとに検証させていました。
>
>なるほどー。
小さい頃はこれが嫌だったんですけどね。でも大人になって仕事をしてみるといかにこれが大切かと痛感しました。だって相手を責めることから始めたら相手だって気持ちよくないじゃないですか。
探し物一つ取っても「あなたが持っているんでしょ!」と言われるより「一通り自分でも探してみたんだけど見付からないんです。すみませんが空いている時間に探してもらえませんか?」と言われる方が相手も協力しようという気持ちになれると思っています。
>>もちろん恋愛などでは直感力は大切なのだとは思いますが、そういう場合も自分の気持ちを論理的に考えて確認していく作業も必要なのだと私は考えています。
>
>恋愛では直感力大事ですね。
>(ああ、もっと直感力を働かせればよかった。
>いや、論理的に考えたほうがよかったのか……)
恋愛は相手もありますからバランスが難しいですよね。
>一度“この人とは合わない”と思ってしまうと
>それがほぼ訂正不能なすり込み状態になってしまうので
>できるだけ初対面では(?)相手のかたに悪い印象を持たれないように
>にこやかにするように気をつけています。(>_<)
>
>そうしてからは“この人とは合わない”と
>直感的に感じることがなくなったように思います。
penpenさん、オフ会では本当ににこやかで気の利く感じがしましたよ。私にはない雰囲気なので見習いたいです。
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