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▼菜の花さん:
こんにちは。
>お陰様で元気一杯です。7ヶ月になりました。
わあ、じゃあだんだん家の中を動き回るので赤ちゃんのことも目が離せないですね。
>場合によるのですが、確かに話が聞き取れなくて聞いてない、と言う時もあれば、「聞いていない」ではなく、本当は自分の思う通りにやってくれない、と怒っている時もあります。また、私や他人や物のせいで自分がこうなった(ジレンマに陥った)と責めている事もあります。
>例えば私が途中で来たから自分がゲームに負けた、とか。
別スレの樹村さんとのやり取りで感じたのですが、息子さんはコミュニケーションの問題と同時に音声を聞き取るのが少し苦手なような印象を受けました。オウム返しをすると落ち着くというのは、もしかしたら自分の音声ではフィードバックが足りないので菜の花さんの音声でもう一度確認しているのかもしれません。
言語の訓練をしていて感じるのですが、自分が正確に言えない発音というのは正確に聞き取れないことが多いです。文字から音声言語がつながったお子さんの様子を見ていると、文字という記号と音声をマッチングすることでようやく音の違いを認識しているという感じがします。だから文字がない上に文章ほど厳密な文法ではない会話は息子さんには難しいのかもしれません(手がかりが少ないので)。
>昨夜は遅くまで交流分析をネットで調べてかなり色々勉強になりました。
>有難う御座います。
>私は当事者なので息子と私の関わりは良く分からないのですが、主人と息子の場合、主人が息子を無視し続けている為、気を引く為にこのゲームをしている可能性があると思います。
>夫は息子が怒った時のみ彼に注意を向け、しかもそれが夫のひどい暴言であったり、息子の人格そのものを否定する否定的な言葉なので、息子はひどく傷つくのですが、それでもまだ無視されるよりはいいとおもっているのでしょうか。
無視というのはコミュニケーションが一番ない状態です。人間はコミュニケーションを求める動物ですから、無視よりは何らかの関わりの方がまだこちらに対して気持ちがある分いい、と無意識のうちに解釈してしまいます。そのために息子さんは「また嫌な気持ちになる」と分かっていてもお父さんにかまってもらいたくてそういう行動に出てしまう、ということはあると思います。
>また自己防衛の為に私の欠点を見つけたり、私のせいにして、自分の責任転嫁をしたり、劣等感を感じないようにしている、というのはとても説得力があります。
息子さんも色々と大変なのだと思います。だからつい菜の花さんにそういう行動をとってしまうのでしょうね。
>今日も癇癪で扇風機を壊しました。この間割ったテレビ(テレビの枠のみ割れテレビは今でも見れる)も投げようとしたのは、癇癪を起こしたと分かった時に急いで行って止める事が出来ました。しかし自分の部屋にある扇風機を蹴飛ばしたのは知りませんでしたので、夜寝る時になって使えないとわかりました。
>
>それで秋桜さんを思い出して、「ねえ、修理はあなたのお小遣いでしてね。いつも言ってるでしょ。怒ってもいいけど物を壊したら駄目って」と話しました。「そうやって壊してるとお金もどんどんなくなってくるでしょ。せっかく貯めた銀行のお金もどんどん減ってくるから勿体無いし、本当に買いたい物が買えなくなるよ」と話しました。納得してくれました。
そういうことで納得できるのですから、息子さんは本当は素直で優しい性格なのだと思います。
>自分のトイレの鍵は先日なくなって大騒ぎになったのですが、今日見ると自分の部屋の棚に保管していました。前は私のパソコンの後ろだったので、誤って何かに紛れたりしやすかったのです。
見やすい場所に自分で工夫して保管していたんですね。そういう工夫ができるのはちゃんと学習できているのですから偉いと思います。
>息子の家でゲームが出来ないと分かると友達は遊びに来なくなり、別のゲームをさせてもらえる家に入り浸るようになりました。それが今日、その別の友達が外出したとかで行かれなくなり、久々に家に来たので、息子も嬉しくなり、何でもやらせてあげたんだと思います。
息子さんのお友達はどちらかというと彼のゲーム目当てなのでしょうね。一般の掲示板を読んでいると日本でもよく問題になっているようで、ゲームに関するトラブルは多いみたいです。
>またお国柄で、約束は守らない、トイレも流さないし使い方も悪い(それで息子のトイレに入れないように鍵をかけた)、言われた事(保存しないで)など守れないところがあり、私が息子の会話を聞いていれば、子の国の人はそんなこと守れないから、大切なゲームはやらせてあげたら駄目と言えたのですが、全く知りませんでした。
>半年以上も何百時間も使ったゲームが消えたと分かって息子は泣き叫び、そのゲームカセットを叩きつけてバラバラに壊し、その時に扇風機も壊したようです。
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>でも今日はとにかく急いで行って、破壊行為をとめた後、割と早く普通に戻りました。
せっかく時間をかけてやったゲームが消えていたらショックだと思います。今回のことはお友達も悪いのですから、次にどうしたらいいのか一緒に考える、というのも大切かもしれません。日本だったら相手の親に事情を話す、というのもあるかもしれませんが、お国柄もあるでしょうから難しいかもしれないですね。
事前に貸してもいいゲーム、大切だから貸せないゲームというのを分けておいて貸せない物は別な場所に保管しておく、というのも手かもしれません。
>そうですね。相手にも事情や気持ちがある、となかなか分かり辛いような気がします。
自分の経験でもそうだったし、指導していてもすごく感じていました。教えるにはある程度妥協しない強さも必要なのかもしれません。そういう意味では妥協しないお父さんを上手に巻き込んで交渉する練習をする、というのはいいのかもしれません。破ったらお父さんに責任を持たせるようにすればお父さんとのゲームも減るでしょうし、一石二鳥だと思います。
>それにしても、お国柄でいい加減な人は多いので、これからも学校で大変な思いをすると思います。それでも彼が色々な意味で劣等感から抜け出す為には、なるべく多くを経験していくしかないのではないでしょうか。
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>貴重なレスを本当に有難う御座いました。
私自身は海外で生活したことがないのですが、帰国子女の友人達から話を聞くと色々大変みたいですね。約束事も「一応そういうことになっているけど、違っていても仕方がない」という感覚は自閉症やアスペルガーの人にはつらい面もあるな、と思います(逞しくはなるでしょうが…)。でも日本は色々決まりごとが多くて柔軟ではない面もあって色々難しいです。
早く息子さんが落ち着かれるといいですね。
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