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▼マナミさん:
度々おじゃまします。
ジョンです。
お話の、ご両親様ですが、ご年令は50代でしょうか、60代でしょうか、
とにかく、お若くはないのではないかと拝察します。
その場合、2つの点が気になります。
現在、マナミさんが、アスペルガーと診断されていない時点で、
可能性について、ご両親がご理解されるでしょうか、何となく心配です。
と言いますのは、アスペルガー自体が知られていない、ということと
親というものは、自分の子供が「障害者であること」を基本的に受け入れ
たくない心理が働くためです。
1点目は、お父様、お母様とも、マナミさんはお気づきになっていない
かもしれませんが、きっと愛しておられると思います。その場合、
年代と共に思考は柔軟性を失って来ます。そうするとどのような現象が
起きるかというと、父親としては、「娘は、早くお嫁に行って、幸せな
家庭を作って欲しい。」というパターンになりがちです。その点母親は
少し冷静です。自分がお嫁に来た経験上、嫁ぎ先、あるいは、結婚自体
良く考えるべきだ、という、一歩前の思考を持っています。
お父様、お母様が柔軟な考え方を持っている場合は、比較的に楽です。
マナミさんの考え方に相談にのってくれます。
ご様子は如何でしょうか。
2点目は、仮にということで、誠に恐縮なのですが、診断がされて
いない時点で、早計かもしれませんが、マナミさんがアスペルガー
であるということは、お父様かお母様が、自閉症の因子を持っておられる
可能性があります。社会的にお困りではないとすると、発症していない
のではないでしょうか。その場合、「がんこ」という性格を持つ場合が
あります。「アスペルガー?よく分からないが、脳に障害があるなどと
いうことは、考えられない。気にし過ぎだ。」で終わってしまう恐れが
あります。
私は、この2点が杞憂であることを願っています。ご両親とも、
お考えが柔軟であり、がんこでもない、というのが、最も理想的でしょう。
では、現実的なアプローチについて考えたいと思います。
一般的な啓蒙から入っていってはどうでしょうか。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/
ここに発達障害の事例が5例ほど紹介されています。読売新聞の記事
なので、ご両親も読んでくれるのではないでしょうか。
そこで、自分は、未診断だが、このような傾向があると思うと
お話になってはいかがでしょうか。
ご自分で、「可能性が色濃く」と言っても、ご自身医師ではないのですから、
断定の上でのご相談はできないと思います。
これからは、すべて、診断如何にかかっているのではないでしょうか。
症状が強いので診察を受ける、というのか、ご自分の勉強で済む範囲なのか
それは、マナミさんご自身が決めることではないかと思います。
掲示板には沢山の方がおられます。ご意見をお聞きになっては如何かと
思います。
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