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▼マナミさん:
>「アスペルガー症候群かもしれない。」
>という可能性が色濃くなってきた今、成人している私が、家族(親)へそのことを伝えるべきか、伝えるならばどんなことに注意したらよいか、考えています。
>(中略)
>へんじは、「過去のことをいってもしかたがない。いまいかに生きるべきか」
>と一喝されて終わってしまいました。
>親の返事は的外れに思えて、苛立ちをおぼえました。
>自分の今とこれからのために、過去に何があったか(特に記憶が残ってない乳幼児期から幼稚園入園前後)を知りたいと思っていたからです。(中略)
>でも、さらに家族からの孤立感を強く感じてしまいました。
確かに親御さんの御意見にも一理ありますが、こういった発達障害と向き合うためには、過去の心の古傷に触れなければなりません。その意味では、過去を否定することは無理な注文です。
>家族にさえもわかってもらえそうに無いので、私は、その他の周囲の人には、告白できないと思います。わかってもらおうとするほど、どんどん孤立するような気がしました。
>孤立するばかりか、親からでさえも非難されるような気がします。
一般の人には、まだまだ発達障害は誤解が多く、他人に危害を加える精神障害と同一視する人も珍しくありません。
おそらく親御さんは自分の子供がそういった精神障害者であることを認めたくないだけでなく、自分の子供がもしかすると他人に危害を加える可能性がある、と誤解もあるのだと、私には見受けられました。
さらに、これが最も大事なことですが、
>>>ほとんどの人は、発達障害の症状は成長と同時に自然に解消する、という「通説」を信じ込んでいます。
しかし、
>>>ASの症状は、ほとんどが思春期を過ぎても解決しません。
精神医学のプロは、長年こういった事実を見過ごしてきました。
さらに
>>>ASは他人の何気ない言動を字義どおり解釈して衝動的に暴力事件を起こす以外、他人に危害を加えることはありません。
もちろん、こういった事実を本人から伝えようとしても、
>>>どうせChiquititaの作り話だ。
と解釈されるのが落ちです。NHKの「福祉ネットワーク」など、メディアで取り上げられている発達障害関連の記事を上手に利用しましょう。
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