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▼京香さん:
結論から申しますと、年齢関係なく成長できると思います。
>このような場合、会話も加齢や経験を何年か積めば失言も少なくなって健常者の人のようになれていくのでしょうか・・・?! またそのようにするには、何かコツなどがありましたら、教えてくださいm(__)m
私は、だいぶ改善されました。
息子がASと診断され、自閉やAS、発達障害について知り、そうすると自分の今までの会話の欠点が見えましたので。
最初は、なぜ自分が場をはずすのがわからなかったのですけれど、わかるようになると自然と身に付いてきました。
ただ、自閉度は人によって様々なので、私のやってきたことが、全ての方に有効かはわかりませんが、
まず、私は自分の話だけしたい。相手の話を待つのが苦手。相手の話を聞くのが退屈。相手の話を聞いてそれを認めるより、自分の話を聞いてもらってそれを認めてもらいたい。
という会話でしたので、これを意識して、徹底的にやめました。
無理でもなんでもいい、とにかく相手の話に頷く。相手のことを褒める。自分の話をしたいというのを徹底的に抑える。
次に、人との会話をよーく観察しておりますと、私は自分の話がしたくて会話に口を挟むときに、相手に続くオチが無いんですね。
それで相手が反応に困ってしまう。
そうか、会話はキャッチボールだもんな。話題は、相手も返しやすいよう持っていくもんなんだ…。
というところに気づきました。
自分の話がしたい 自分の話がしたい 自分の話がしたい…
これは、AS系、ADHD系の悪い癖です。
人の話を聞く、自分の発言を待つ。
最終的には無口な人だと思われても構わないから、とにかく相づちをうつ側にまわる。
また、発達障害系の悪い癖として、
「事実なら相手になにを言ってもかまわない」
と、思ってしまう。
余計なことを言っては、人の怒りを買い、そして自分の損になる…ということを繰り返してきました。
ところがですね、これにいち早く気づいたのは息子の方でした。
息子もいまだ「これは事実だ!」と言って困った発言をすることがありますが、父親に対しては、うかつなことを言うと怒られる…というのが身に染みてわかっておりまして、思っても口には出さなくなったんですね。
「言えば怒られる。自分にとって損だ」
が、わかってきたんですね。
なので、まず言いたいことはその場では飲み込む。
飲み込んだことで、その場が円滑にいったようならば、「ああ言わなくてよかった」という結果になります。
それが繰り返されると、たまに失言する分にはご愛敬で周りも何も言いませんって。
失敗した!が自分でわかるようになると、次は気をつけます。
また、頭の中が思考停止している(パニック)、またはなにか一つのことがちらついて、正しい思考能力が無い(こだわってる)、ってときは、あえて発言しません。無理にでも発言しません。
それから、これが大事かな?
「自分に自信をつけること。」
これらのことができてきて、すすんでくると、今度は自分の発言に自信が持てる様になります。
そうなったら、「私の言ってることは間違ってない」という発言ができる。
相手の言うことが全て正しいわけではない、ときにはこちらの言い分も正しい場合もある。正しいことは正しいと言える。
と、最近私が思ったことです。
ご参考までに。
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