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▼うみさん:
>私は昔から「自分も変われば相手も変わる」と言われました。
これに関しては、実践、実感してきたので、お話できるのですが…
説明してもすぐに実行するのは難しいかと思われます。
(出来ないよ…というわけではありません。私で実践できたのだもの…。でも自閉の場合、個人で本人の経験とマッチングしないと胸に落ちないと思います)
なので、私の場合なので、「理解できない」と思われたら、流して読んでね。
私も「自分が変われば相手も変わる」と周囲から言われてきました。
でも「自分変えるってどーすればいいのー?そんなんできたら苦労しないよー(泣)不器用なのはどうしたって、不器用だし。どんなに努力したって器用には生きられないしーーー」
って、方でしたので…。
当時、相当低迷して、心身共に体調を崩して、子供を連れ実家に帰り、
相当傷ついていた時期…
私って、どうも、どん底を這い回ると、そこから急に閃いちゃうタイプらしいです。(息子がアスペとわかって、どん底を転げ回ってたときもそうでした)
そうか。相手の私が悪いから自分が悪くなった…と、私のせいにされる…これは間違いなのはわかる。
でも、逆に、相手が悪いから私が悪くなった…というのも、では間違いだってことだ。
全て因果応報、自分のしたことは自分に還るんだ…。
とまあ…そこに気づいて…。(わかります?)
このへん、宗教観なので、わかりにくいとは思いますが、私は出会う人全て、鏡。自分の分(ぶ)にあわせた人が現れると考えます。
ですから、もし、自分をいじめる人間がいたら、それは私の心の現れ だと思うのです。
これは「私がいじめやすい人間だから、いじめる人間が出てくるんだな」ではなく、
「私の治さなければならないところを、相手の欠点を通して、私が学ぶために現れるんだ」
と、思うことに気づいたのです。
仕事で、とても言い方のキツい人とペアになりました。
そこを辞めても、次のとこで、やはり同じような人とグループを組むことになりました。
このとき私は「私も口は悪い方だけど、いくらなんでも彼女たち程きつくないわ」
と、考えました。
そこで、ふと「いや、人間自分はひいき目に見がちだ。きっと自分の悪いところが相手を通してクローズアップされてるに違いない。相手を通して、自分の悪いところを学んで、変えていこう」
と、考えました。
そうなると、前向きになります。
「あの人が悪いから、自分は仕事でうまくいかない」ではなく、
「あの人の姿を通して、自分は学べる。これも勉強になる」と喜んで人と対することができます。
類は友を呼びます。
こちらが姿勢を変えれば、自然と周囲は自分にとって好意的な人間ばかりに変わります。
半分は、自分で良く解釈して「こんな人間も、自分の勉強のため」と思うことで、嫌な相手もよく見えたりもします。
半分は、自分が変わることで周囲の雰囲気も変わった と思います。
プラスのイメージは、プラスの人間関係をつくっていきます。
また、「自分が変われば相手も変わる」言葉通りの意味もあります。
「あんた、これやって!」と言われると、こちらも「ムッ」ときますが、
「すみません。やっていただけますか?」と言われると、こちらも「はい、いいですよ」と快く引き受けられます。
これは、相手に対しても同じです。
言葉だけではなく、態度でも、相手が壁をつくってるのは自分がなにか壁をつくってるのだろう…と考えます。
人は鏡です。強く言えば、強くかえってきます。
強くきたものを、真綿で包んで返すことも必要です。そのとき、その場では変わらなくても、まわりまわっていつか自分に還ってきます。
そんなことから始めるうちに、自然と環境の方から変わってきたりします。いい環境、いい人間関係がむこうからやってきたり、もしくは、どんな劣悪な環境でも耐えられる自分がいたり。
偉そうなことを言って、実行できてるのか?と思われる方もおられるかもしれません。(^_^;)
私も、人間ですから(しかも発達障害あり…)全部が全部実行できてるわけではありませんが、気がつく限りはなんとかやってます…。最初は10%からでも、20%からでも…(汗)
努力しても空回りする環境から、努力したことが自分に跳ね返ってくる環境へ、少しづつ変わってきていますよ。
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