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>▼苦しいさん:
>>[#7765]でその対策は書きました。もっと言えばケインズ経済学の王道を行なうことです。そうです、公共事業によって需要を増大させるのです。
>>
>>発達障害がゆえの未就業→フリーターの増大→経済の低迷→不況の悪循環
>>になる前に、職業訓練校の増加、これにより再就職の容易化→再雇用による所得税、住民税の増大→好況への転換となるのです。
>>ケインズというとすぐに土木公共事業を想像しますが、ぜんぜん違います。ソフト分野の公共事業だっていくらでもあります。
>>お金が循環すれば景気は上向きになります。
>>(中略)
>>他にポリシーミックスを行なえば滞留している不完全雇用者を健全化したり、バイトの人間を派遣社員や契約社員にパワーアップさせることもできます。
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>なぜ政治の場でこういった考えが取り上げられないのでしょうね? 不思議に思いませんか?
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>>家にいるとひきこもってしまい、医療費増大につながります。よくないです。
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>そうです。引きこもりは私も経験しましたが、一番の解決策はどんな形でもいいから戸外に出ること、と言う結論でした。
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現在、ケインズは主流ではありません。大きい政府から小さい政府への転換、公営から民間への移動、個人への責任(自己責任)へと動いています
経済学でいえば英米型の新古典派経済学という学問が主流です。
障害者への援助も自立主導型になります。
要は一部の大金持ちと大半の貧困層という社会とITによる不安定化、マネーゲーム(マネタリスト経済学)主流の経済学になっていきます。
フリーター叩きは弱者に責任を負わす姿勢です。
弱いから悪いのだという論調です。
デフレは弱者をより弱者に、強者はより強者になっていきます。
NEETはけしからん、自衛隊に行かせるべきだといった政治家が居る模様です。その割には職業訓練校を作ってNEETを減らしましょうという政策は出ないばかりか雇用保険の財政の悪化で統廃合しているありさまです。
NEETを増やしておいてNEETはけしからん、これが「自己責任」の正体です。弱者に責任を負わすのです。
ちなみに消費税というのは逆累進課税で弱者ほどむしりとられます。均等割税の税額が高いほど逆進性が高まります。国民年金13600円というのは年収100万台のフリーターにとって高額です。しかも満額納めても年額80万(月6.6万)がやっとです。これでは生活保護のお世話になるのが目に見えているか多数の養護ホームを作る必要があります。
未来は暗いです。
だからこそ、逆に職業訓練校の増大と雇用保険の「負担増」を求める必要があるのです。
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