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▼ほうきぼしさん:
こんにちわ(*^_^*)
言語障害通級指導教室担当者です。
ほうきぼしさんのお子さんにとっての診断の是非は、関わっている専門家と保護者の方で話し合い、決めるべきだと思いますので、通級児における診断について、一般的なことを述べてみます。
お子さんの診断はなぜするのか。その基本は、「生きづらい生活」を「生きやすく」するためにあるのだと思います。
私も含め大人にもなるとしがらみも多く、大変ですが、お子さんは診断によって比較的、的確に環境調整を図ることができる可能性があります。
例えば、そのお子さんの特性は診断名があれば、関わる専門家はそのままおおまかな概要がつかめますし、それに即応した支援方針を立てられます。支援の基本方針の意思統一にはそのお子さんの診断はとても重要です。専門家は特性とその支援についてはプロ(のはず)ですので。
しかし、その一方で、
診断による周囲の障害受容が難しい場合、
診断が支援方針に結びつかず、単なるラベリングになる場合、
など確定診断にかけるエネルギーと時間に比例した効果が得られなければ、診断は意味がないどころか、かえって悪影響になってしまうこともあります。
診断は医学、そのあとの支援は教育・療育のが中心です。今お子さんと関わっている機関や人的資源、環境を考慮して診断の是非を考えられるといいと思います。
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