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成人の自己診断のASです。
現在精神科に通院し、ともかく二次障害を直すことをメインに日々を送っているものです。
下記の書き込み、お分かりになる方お教えください。
現在自身に起きていることが、どこまでがASによるものなのか、一時障害なのか、二次障害なのか、これまでの薬の服用の副作用なのか、他の病気なのか、それとも加齢によるものなのかが、分からなくて困っております。
ASの中核となる「三つ組みの障害」は理解しておりますが下記にあります、こまかなASの特徴,嗜好が分かりません。どなたかお教えください。
よろしくお願いします。
ニキ リンコさんのWEBの中の「国境地帯の部屋」に所蔵されている「文化単位としての自閉スペクトル」の一部文章の引用をさせていただきます。
☆「特に訴えるつもりのなかった困難」の中身をお教えください。
省略
たとえすべての「症状」がそろわず、診断基準を完全には満たさない人でも、あるいは類似の特徴を示す別の障害と診断されている人でも、さらには、そもそも公式の診断を受けたいと願わない人であっても、自閉という概念で自分が「ちがっている」ことを納得できるなら、これまで「おかしい」「病気ではないか」と恐れていた傾向が、自閉者としては正常な特徴だったと知って安心することができるなら、「わがままではないか」「性格が悪いのではないか」と恥じていた癖が、自閉者には普通のパターンだったと知ることで誇りを取り戻すことができるなら、診断というお墨付きが得られるかどうかなど、二の次でよいはずではないのか
省略
そもそも、気まぐれで手に負えない自分の注意力を、わがままな性格や努力不足のせいではなく障害のせいなのだと認めてほしくて診断を受けたのだから、アスペルガーという診断名は、注意力のほかに、私が☆特に訴えるつもりのなかった困難にまで、ついでに説明をつけてくれることになったという感じだった。ショックはなく、安心感が大きかったが、逆に、それが不安の元にもなってしまった。
省略
こんなことは、私が読みあさった、自閉症やアスペルガーに関する本には書かれていなかった。「症状」については書かれていても、特に支障のない「特徴」や「嗜好」のことなど書かれていなかった。しかし、発達障害というものが、脳のちがいによるものだとしたら、そこから出てくるのが「症状」だけであるはずはない。脳のちがいに由来する特徴のうち、生活に支障をきたす部分だけを切りとって「症状」と呼んでいるにすぎなかったのだ。
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