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▼ボールさん:
こんにちは。レスありがとうございます。
ボールさんの悩んでいらっしゃること、問題の根本的な部分が 私と同じだ!と思いました。
どうも 同じ悩みを持つ発達障碍者のパートナー(配偶者や恋人など)は多いようです。
発達障碍の当事者が苦しんでおられるのとまったく同じように、そのパートナーもまた
苦しんでおられるようです…。
ボールさんに発達障碍者パートナー向けのMLを紹介しようと改めてサイトを見てみたら、残念ながらMLそのものは閉鎖されてしまっていました。
ですが、サイト内で「partnership」など良いお話が見れますし、また、「A-typeパートナーML閉鎖のお知らせ」の中にのっているお話もまた、私はすごく共感できたので、一応リンクしておきます。
参照:http://aspects.hp.infoseek.co.jp/
[APS]A-Typeパートナーのためのスペース
>やはり一番辛いのは、私への気持ちが私の思う愛とは違うのではないかと不安に感じ始めたことです。愛するというより一緒にいて楽しいから好きだと思ってるのではないかと。時折、愛情表現がうまくできないから、それを補うように私が欲しがっていた物を買ってくれようとします。でも私が欲しいのはそういう表現ではないのです。
>行動面で辛いのは、きちんと考えているように見えないような行動をとることです。例に挙げたようにまじめな話の最中でもチラシを読んだり、他にはTPOを考えて行動できないところです。お葬式の時に明るく元気にしゃべったこともありました。
ボールさんがお辛いのは、「彼に私は"愛されてる"のだろうか?」というところですよね。
私は主人に対し、「もしかしたら、彼は私じゃなくても一緒にいて楽で好きな相手なら、誰でもいいんじゃないか?」なんて疑問が沸いてきてしまうときなんかも。
でもきっと 違うんですよ。
そう思います。(そう思いたい?のかも)
「文化」の違いと私が前に書きましたが、例えば、普通の人が愛情表現を
「思いやりのある言葉」や「一緒に会話を楽しむ」や「さりげなく手をつなぐ」や「記念日を一緒に楽しむ」などで感じるとすれば、
ASの人たちは 「まったりと一緒の空気を感じる」や「好きなものを買ってあげる(行為そのもの)」なんかで愛情表現をしようとします。
愛する形そのものがきっと 違うんだと思うんですね。
だから、ご主人はご主人の方法で ボールさんを愛してる表現をしてると思うんです。
考え方や感じ方の違いは、まるで母国語が違うようなものですから、
説明してすぐにわかってもらうのには 無理が生じてしまいます。
もし、自分がまったく知らない外国語を「説明してあげるから明日からすぐしゃべって」と言われたら 無理なようにです。
少しづつ 繰り返しと時間が必要になるんだと思います。
違いの差が けっして縮まらないわけではなく、きっと少しづつ歩み寄れるんではないかと思うんです。
行動面で挙げられている、「まじめな話の最中でもチラシを読む」なんかも 一般的な常識で考えたら 「人の話をまじめに聞いてない不真面目な態度」になりますが、ASの人の中には 人の目を見て話を聞くこと・話すことが
苦手な人もいます。
自閉の子供のなかには、話し相手の目を見ると注意が分散して聞けなくなるため、「相手の話をきちんと聞く」ために「相手の顔を見ない」子もいると聞いています。
この態度をご主人が外の世界でされていると問題がおきるかもしれませんが、
家の中に限ってなら許してあげるのもいいのかもしれませんね。
なんだか、まとまりの無いレスですみません。
ただ、ボールさんは一人ではないですよ、同じようにパートナーとの関係を良くするために闘っている仲間がいっぱいいることを伝えたかったのです。
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