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▼スノードロップさん:
こんにちわ(*^_^*)
>この掲示板で書き込みなさっているASの大人の方は、論理的、分析的、的確な言語表現で、みなさん完璧ですよねー。うちの子も、将来そうなってくれたら、いいなあと思いつつ、いつ頃、そういう高度な意思表現ができるんだろうって、よく思います。
わたし、四十超えた男ですが、人との関わりの基本は、まだ「成長途中」です。
恐ろしいくらいの失敗と、数え切れないぐらいの試行錯誤と、恥をかいてきました。
私の場合は、外の世界で、「論理的・分析的たらんとして」エネルギーを定型の方の何倍も使ってしまっているようです。しょっちゅう、鬱になります。ついでに服薬は日常的に…詳しくはひとりごとでどうぞ(^_^;)
>ある発達障害の本に、学校生活を通して、社会性やコミュニケーション能力が上がることは、期待できない、とありました。もし、そうであるなら、友達関係がうまくいかなくても、自分を責めずに肯定的に見ていけるように、サポートしたいです。
もしも、そのことばどおりだとしたら、私は異論を唱えますねえ。
だって発達障害のお子さんは、じゃあ、どこで「社会性」を学べばいいのでしょうか。
よくもわるくも、お子さんの前にある「他者との関わり合いのあるグループで、制度的には最も関わる時間の長い場所」=「学校」のように思います。
ただし、学校に適応することが「社会性を身につける」ことではありません。学校はあくまで、将来の自立のために社会性の「学習」をする場所です。失敗しておくことも大切なのだと思います。はじめからスムーズに適応したら、それは「発達障害」とは呼ぶ必要なんかないのではないでしょうか。
まあ、理想ではありますが、
学校とは、「人との関わりを間違ってもいい場所だ」なのだと(^^;)
>同年齢とは、幼くて、ついていけなくても、年齢のずっと下の子となら、楽しめると思います。そこが彼女のコミュニケーションの自信をつける場のひとつになってくれれば、と願っています。
これ、とても大切だと思いますよ。
広汎性のお子さんの「他者との関わり」ベストスリーは、
○同じ趣味(本児にはこだわり)のある人
→好きな話をしておけば、おおすじでずれない・外されない
○自分より幼少の子
→お兄ちゃん・お姉ちゃんというだけで大切にしてくれ、自分のcommunicationのレベルと合う。
○大人で、自分の話題とペースに合わせてくれる人
だと思います。
「保護者の方達の心配」の生育過程はおおよそ、下記のような感じでしょうか。
これは、ご自分のご心配がどれだけ「成長」していくかのほんの一例です。
なぜ、こんな言い方をするかと言うと、「ご心配」は成長してくれても、そうは簡単に解消なんかしないからです。
「保護者の心配が進歩していく一過程」
○人と関わらない。ひとりで遊ぶ
↓
○遊んでも、大人か小さい子で、同年齢と遊ばない
↓
○同年齢のこと遊びたがるが、うまく関わっていけない
↓
○遊びたがって、積極的に関わっていくが、浮いてしまう
↓
○気の合う子どもとはうまく遊べるが、好き嫌いが激しい
スノードロップさんのご心配は、この表から見るに、確実に生育し、成長しております。
早く、次の心配に移れますよう、願っています(^_^)v
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