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▼バーダーさん:
>9月から通級も始めた一年男児の母です。
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>息子の学校での乱暴が最近多くなっていて、対応に困っています。ケンカの流れの中での乱暴ではなく、「以前にいじわるされたから」「話しかけたのに無視されたから」「むしゃくしゃしたから」など、相手にとっては理不尽な理由が多く、先生や親が説得しても、相手がそもそもの原因を作ったから悪いという感じで答えます。その分、しかられることも多くて、自己否定感が芽生えているような気配もあり、自分でどうしてよいか分からないという様子です。
小学3年の男の子がいます。
うちの子にも他害癖があり、やはり理由は、端から見るとなにやら勝手なものに聞こえます。
でも、本人にとっては立派な理由なのです。
「むしゃくしゃしたから」も、「面白くないことの捌け口」というより、ストレスから自分を制御できない状態 であるのかもしれません。
自分が認められる環境、ストレスの少ない環境では他害も減ります。
なんというか、ストレスにさらされているときの発達障害者・児は、脳の中で大事な回路が接触してないという感じ。
落ちついているときは、これがちゃんと繋がって正常に機能する という感じに見えます。
なので、問題行動を減らそうと思ったら、あれこれ制限してストレスを与えるより、本人の気持ちが尊重され認められる環境であれば良いのです。
アスペルガーであると、わからなかった時期、もしくはアスペルガーだと判明して、親の私も不安定だった時期は、子供のパニックや他害も相当なものでした。
そのたんびに、親も落ちこむし、悪循環の相乗効果ですよね。
私自身も落ちついてきたのも有り、また、子供も落ちついてくる年齢になったきてるのか、我が家は少しずつですが、こうした他害は減ってきてます。
>私もあちこちに謝りに行くことが頻繁で、気分が滅入ってしまうことも多くなっています。そのため、子どもの前でつい取り乱して、泣いてしまったりして……。そんなこと何の得にもならないのは分かっているし、きっと息子のほうもかなり辛いんだとは思いますが……。みなさんはどうされてきましたか?
お気持ち、よーくわかります。でもおっしゃるとおり、本人も困ってると思いますよ。
他害を起こすときは、いつもどんなときでしょう?
学校ですか?(うちは、9割学校です。気心の知れた小人数では問題を起こさないのです。)
では、学校側と話し合って学校での環境を整えることも必要かもしれません。(加配をつけていただいたり、カームダウンスペースをつくってもらったり等々)
友達に指示されたり、咎められたり、ダメと言われることで起こるのならば、低学年のうちは担任の協力が必要になります。うちの場合は、年齢があがるごとに周囲のお友達側の方が対応に慣れてくれて、「あの子には、こういう言い方をしても通用しない」と、上手なつきあい方を覚えていってくださいました。
こうして環境が整って、本人の年齢もあがってくると、こちらの指示も入るようになってくると思います。
また、アスペルガーの子は、信頼おける人の指示の方が入りやすいので、母親は他害という結果を責めるより、原因を聞いて一度それを受け止めてあげられる立場になれるといいかもしれません。(叱るなということではありません。ただ、叱る立場はどうしても、結果だけにとらわれがちになります)
「おかーさんに知れると怒られるだけ」というより、
「おかーさんなら話しを聞いてくれる」という、安心もてる存在になると、子供への指示が通りやすくなります。
我が家は、それでぐんと変わりました。
我が家の場合をお話しいたしました。なにか参考になれば幸いです。
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