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御無沙汰してます。(^o^)/
▼りりさん:
>息子が特定の場面でじっとしていることができず、困っています。
>一番困るのが、幼稚園バスの待ち時間と病院の待合室。
>以前歌う・踊ることについて書き込みしたことがありましたが、それはあまり気にならない程度になりました。
>幼稚園のバス停ではフラフラしたり、奇声を発したり。
>歩道で待ってるのですが、自転車が通るし人通りも多く、通行の邪魔になってしまうこともあります。
>病院の待合室では、大声で話したりソファでゴロンと横になってしまったり。
>クネクネしてて、落ち着いて座ってるということがほとんどできないのです。
>走り回ることはマレにはありますが、ほとんどありません。
>
>待つのが苦手なのは、どれぐらい待つのかかわからず、先読みできないのが嫌なのかもしれません。
今回は一般論をお伝えさせていただきますが、発達障害の当事者(もちろんグレーゾーンも含む)の多くは、「待つ」という状況を苦痛とすることが多く、大人になっても改善しない場合も珍しくないといわれています。
私の親父(故人)もASの疑いが多分にありますが、近所のファミレスで後から入場した客のオーダーが先に出来上がっただけで給仕係を怒鳴りつけたこともありました。
りりさんのおっしゃるように、状況の変化を極端に恐れているのかもしれませんね。(例えば親父のファミレスでのエピソードでは、厨房で親父のオーダーした品の調理に取り掛かるのを忘れていた等々、ほとんどありえない状況を予測してしまう)何らかの形で気を紛らわす手段がないと不安なのでしょうね。
>ただ、どうやって対処していいかわからず、ついつい脅かすようなことを言ってしまいます。
>「ちゃんと待ってられないなら、歩きで幼稚園に行くからね」とか‥。
>それもかえってよくないのかもしれませんが、人の迷惑になることなので、できるだけ速やかに直したいんです。
>気長に注意していけばそのうち直るという対処のしかたではすぐには直りませんよね。
>このまま人に迷惑をかけ続けるなら、本当に通院をやめる、幼稚園の登降園は徒歩に切り替えるほうがいいのでは?と考えてしまいます。
それならどうでしょうか? 発想を変えてみましょう。
待つことのできない息子さんを叱るのではなく、待つことのできた息子さんを褒めちぎるのです。
たとえ道理に適っていても、発達障害がある限り、忠告を受け入れるのは大人でも苦痛で、時に自分の人格を否定されたような気分を感じることもあります。
しかし、褒められたときは人格を否定されたように感じることはありえません♪
>「ちゃんと待ってられないなら、歩きで幼稚園に行くからね」
を、
「ちゃんと待つことができたら、今度幼稚園の帰りにファミレスに連れて行ってあげる」
に切り替えてみては如何でしょう?
(ただし「ちゃんと待つことができたら…」というのは息子さんとの約束事項なので、ファミレスに連れて行ってあげるのも親御さんの都合でドタキャンすることのない様にお願いします)
ただご褒美はファミレスでのお食事でなくても、息子さんが喜ぶものなら何でもよろしいかと思います。
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