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みなさん、ご意見ありがとうございます。
こちらの掲示板はとても優しい人たちばかりで、いつも救われます。
中には当事者ですというかたも少なくないのに‥息子も順調に成長したらみなさんのように優しい性格になるのかもと思えて、救われた気持ちになるんです。そういう意味でもみなさんはよいお手本です。
その後どうかというと、私の精神状態はむしろ悪い方向に、とうとう息子にまで影響が出てきてしまいました。
昨日はたいしたことじゃないことで登園前に怒ってしまい、息子もパニックになって大泣きでした。
帰ってきたら、いつもの元気が失われていました。
のびのび天真爛漫なのがウチの子たちのよいところの一つと思っていたのに‥それでも、しばらくしたら元に戻るかなと思っていたのですが、今日はもっと元気がなくなってました。
ファンヒーターの前でゴロゴロして音楽を聞いているだけ。
そのうちウトウト。
子どもらしいエネルギーがすっかり失われてしまったようでした。
暖房器具から離れるように声をかけて、ゴロゴロすることは多めに見てたものの眠くなってしまうようなので起きて遊ぶように注意したら、チン○ンの袋の皮をむき始めたので、それも注意しました。
(息子の癖というかストレスでやってしまうんだろうなと思って以前から触るぐらいは大目に見てるのですが、赤くなるぐらい皮をむいてしまうのでそれはさすがに注意しています)
今では、私が不快になるようなことはほとんどしなくなりました。
でも、元気がなくなって、今書いたようなことを注意してばかりで晩御飯のしたくをする間もないくらい‥という状態になって、また私がキレてしまったんです。
「お母さんが何度言ってもやめないし何度も言うのは嫌だし疲れたからもう何も言わない、疲れたからご飯も作れない」と言い、家事・育児放棄状態に陥りました。
息子は最初「言ってよぉ〜(今までみたいに注意してよ)」とパニックになって大泣きしてたものの、落ち着いてきて私の態度が変わらないとわかると、下の子の世話を焼きながら遊び始めました。
下の子に手を出されると今まではすぐに私に助けを求めていたのに、それなりにうまくけん制しながら相手をしていました。
夫が帰ったらますます元気が出てきたようです。
子どもらしいエネルギーを奪ったのは私であったような気がしました。
今まであれこれ言い過ぎていたように思います。
私が「もう何も言わない」と宣言したことで、自分で考えて判断して行動する力が戻ってきたように思えました。
「この子はアスペルガーかも?」と考えるようになって、多少でも本を読んだりして、「たくさんのことを教えてやらなければいけないんだ」と思いこみすぎていたように思います。
「今不適切な行動は今のうちになんとかしておかないと、習慣化してしまう、すぐには改善されなくてもよくない行動だということだけでもちゃんと説明して伝えておかなければ」と力が入りすぎていたのかもしれません。
イジメを受ける子が多いとも聞き、実際に幼稚園で意地悪されることもときどきあったので、「イジメられてからでは遅い、イジメられないように今から対処していかなくては」とも考えていました。
二次障害が出てくることも少なくないようなので、そのことについても考えていました。
息子のためにと思っていたことが、自分で解決する力を奪い、子どもらしいエネルギーまでを奪ってしまったのではないかと思います。
アスペルガーを疑うまでは比較的平和に過ごしていました。
特定の場面で興奮しやすいところがあるけど成長すれば落ち着いてくるだろうと思ったし、場にふさわしくない発言は子どもらしさのせいで成長すればもう少しその場にふさわしい発言も自然にできるようになるのだろうと思っていました。
誰とでも話ができるところは人見知りな私はむしろうらやましく、息子の長所だとさえ思っていました。(実際知り合いの人にも未だにときどき言われます)
友達関係についても、バカにするような態度をとる子がいたりトラブルもたまにあるものの、仲良くできる子もいるんだからまあいいか、日常的にいつもイジメられてるわけではないしそうなったらそうなったときに対処すればいいか、とぐらい考えてました。
こだわりはありましたが、良いこだわりが多く、例えばお菓子はおやつのときだけと決めたら戸棚からお菓子を勝手に出して食べるようなことは絶対になく、スキがあればすぐに勝手に食べようとする下の子より育てやすい面もあったように思います。
病院で診てもらったとおり、自閉っぽいところはあるけど、ギリギリの線で、定型っぽさもかなりあるのだと思います。
私にはその辺への配慮が全く欠けていて、息子の良さを失いかけてしまったように思います。
自分で考えて判断し行動できる力を育ていくことも大切なことで以前はそれをよく考えていたし、そのためにある程度のことは多めに見て見守っていました。
今よりずっと楽観的だったので、それができていたのだと思います。
アスペかもと思うようになってそれはそれでよかったのだけど、気づかなかったときの育て方もまたそれはそれで悪くなかったのだと思います。
何より私の精神状態が安定していました。
アスペかもと思うようになって、元々心配性だった私がますます心配になってしまって、現在のような状態になってしまったんだと思います。
下の子が上の子以上に手がかかる子で、私の疲労の原因の一つでもあり、上の子にとってもストレスの一つです。
上の子は来春小学校入学、下の子も週3回幼児教室にバス通園の予定なので、いろいろ心配事も多く、それも心労の原因です。
あまり心配しすぎず、大らかにもっと楽天的になりたいと思います。
私自身の精神状態が不安定なのが家族のために一番よくないですよね。
何とか安定した状態に戻りたいです。
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