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▼tristiさん:
はじめまして、tristiさん。
tristiさんの最初の投稿を読んで、はじめは どういう意図で書かれたのかな?と思いましたが、よく読みなおすうちに、掲示板を読んだ感想と言うよりも、tristiさんのこれまでの生きてきた過程の中で受けた『偏見』による大きな苦しみのようなもの を私は強く感じました…。
自分より年下のAS児たちに、自分のような思いはさせたくない というような思いが感じられるような気がしました。(違っていたらごめんなさい)
そのtristiさんの思いそのものは とっても素敵なものであると 私は思います。
ただ、いままでの環境の中からtristiさんが得てきた知識と 現時点での発達障害者の実態とその支援には 違うところがあるのですよね。
できれば、実際にアスペルガー関連の著書を読まれてみることをおすすめします。
とてもいい書籍が たくさんでていますよ。
だいたいが育児関連のものが多いので とっつきにくいかもしれませんが、当事者が読んでも充分参考になります。
私が最近読んだ本の一冊に
高機能自閉症・アスペルガー症候群 「その子らしさ」を生かす子育て
吉田 友子 著 中央法規出版
と言う本があります。
このなかに、著者の専門家としての温かな視点から『「障害」か?「個性」か?』というテーマで語られている部分があります。
”二律背反として捉える見方をやめよう。視点によってどちらでもある”
という内容のことが わかりやすく書かれています。
未熟な私からすれば、目からウロコの内容でした。
そういう見方もあるのか ということに気付いたりできます。
今は社会の中に嫌なこと、間違っていること、たしかにいっぱいあると思います。
これまでの歴史の中での 養護学校や特殊学級の位置づけはたしかに「偏見」に満ちた見方が社会の中にあったかもしれません。
ただ、少なくとも今 発達障害児の親世代は それを変えようと わが子の暮らしやすい未来のために努力なさって奮闘されているかたがたくさんいらっしゃるのです。
そういうかたがたの懸命な気持ちも汲んでくだされば 幸いです。
そして できれば、社会を少しでも気持ちよく暮らせるように、「偏見」を減らしていけるように 自分の力で変えて行きましょう。自分の周りから、少しづつ。
ちなみに、我が家は AS診断済みの子供がおります。
そして、主人 私とも たぶんASです。
対人関係にはやはり苦労はしていますが、幸せだと思っています。
”ASだから” 不幸せということはないのです。
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