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月曜日に当地の発達障害者支援センターにて
そこに月2回来ている医師から
「広汎性発達障害」と診断されました。
センターでやったことは、
9月に本人(おかも)による成育歴と現状の説明、
11月にWAIS-III(14下位項目と符合補助問題1,2)
バウムテストと、それの「人間」版
名前わかんないけど、長文の状況説明を聞いて
それの各所を妥当かどうか(おかしいと感じるか否か)答えるテスト、
そしてPFスタディをお持ち帰りで家で書いて郵送しました。
で、12月にWAIS-IIIの結果の説明があって、
1月の医師の来所日に診断という流れでした。
すべて無料で、診断も「病院へ行け」ではなく
センター内でしてもらえたので、助かりました。
ウェクスラーIIIは、言語性、動作性ともに120台で
差異は見られなかったのですが、
検査をした方によると、
数値に表れる部分ではなく、解答の仕方や
しゃべり方に特徴がよく出ていたとのこと。
たとえば、何か聞かれると、ものすごくたくさん答える、
要点を絞るということがまったくできていない、
簡単な段階で誤答するのに、
難しい段階のものが即答できたりしている、
絵を見て答える問題で、どこか一点に気を取られると
他の場所が見えなくなることがうかがわれる、などなど
検査の受け方が普通の人とは変わっていたそうです。
それでも、一番得点が低い数唱でも9点で標準点なので
医師に「(検査では)標準以下のものが何ひとつないのに
どうして何をやっても人並みにはできなくて
なんでこんなに生き辛いのでしょう?」と聞くと、
医師は、PFスタディを示して、
「おかもさんの課題はむしろこっちにあるのよね。
ここのセンターでカウンセリングを継続して、
一般的な人の物の考え方と、ご自身の物事の捉え方の違いを
すこし話あってみるといいと思います」
とのことでした。
あと、こだわりの強さが仕事の妨げになっているのと
少し気持ちが不安定になっているかもしれないので、
精神科を受診することも検討してみたら、
と、言われました。
医師の診察は以上で、そのあと別室で
センターの人と今後どうするかの話し合いがありました。
精神科を受診する件は、
・薬が効きすぎる体質なので症状を薬で緩和することに抵抗を感じる。
・仕事が時給ベースなので受診に時間を取られるのがきつい。
・診察代が心配。
ということから、すぐには無理と私が言いました。
それより、一番緊急なのは生活を安定させることだろう
月収が10万ちょいで、ガソリン代等の経費や
健康保険、国民年金を払いつつ子3人をシングルで育ててる現状を
なんとかするのが先だよね、という話になり、
市の「障害者生活支援センター」というところがあるので
そちらで相談をして、たとえば国民年金とかがなんとかならないか
動いてみることになりました。
で、一通り落ち着いたら
またこちらのセンターでカウンセリングを受けるようにして、
徐々に引きこもりの長男のことなども話し合っていきましょう、
ということになりました。
診断について自分がどう思ったかというのは
なんか自分でもよくわからないです。
「広汎性発達障害」という診断名が漠然としすぎているのと
あと自分でもたぶんそうだろうと思っていたので
ショックとかはないんだと思います。
ただ、いろんなこと(自分の気持ちも含めて)が
なんかなにもかもわかんなくて、生きてるのは怖いです。
いつかなんとかなるのかなぁ。
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