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▼ニノニノさん:
>自分の思いを訴えるばかりで、状況説明が不足でした。すみません。
ご丁寧なお返事、ありがとうございました。
一般的に理想的な本人告知のタイミングというと、
本人が自分が何か周囲と違うという自覚をもっていて、しかも
大きな問題がなく落ち着いてるとき、と言われるけど、
そこらへんを確認したくて質問してみました。
お返事いただいて、さていざ書き出すと、自分や子どもの診断が下った
ときのショックが思い出されて、書きあぐねていました。しかし、
>そこの心理士の方は、今うちが何に困っていて、今後どうしていけばいいのかについて、一緒に考えてもらえそうな方で、今度本人を連れて面談予定です。継続して通ってフォローしてもよいと言ってくださっており、もちろんそうするつもりです。告知についても、その方にもご相談するつもりでいます。
今後、発達障害者支援センターで相談できるとのこと、安心しました。
ぜひ継続していってください。応援してます。
これ以降は当事者としての雑談と思っていただいていいのですが…
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・問題行動は障害特性そのものではありません。SOSのサインです。
・問題行動によって、家族や周囲が困っていることを理解していない
場合があります。こうされたら家族が「嫌な気持ちになる」
「つらい」ことは、翌日にでも言葉できちんと伝えてください。
耳が痛くても、言ってもらわないと理解できないこともあるのです。
・今までのまずいやり方(怒鳴る、乱暴、言葉のいじめ?)ではない
方法(行動)を試みられるよう、本人を支えてください。
本人だって、好んでまずいやり方に固執してるわけではないのです。
ただそれ以外の方法知らないし、行動を変えて失敗するのが怖いのです。
・認知や感じ方の「違い」は変えようとしないでください。
その「違い」は、本人の個性を形成している大切な部分です。
考え方の「違い」を含めた丸ごとのお子さんを認めてあげてください。
ちなみに、うちの子の場合、小1の終わりに問題行動(パニックで
フリーズする、一斉指示が聞き取れない等)を学校から指摘され
小2から通級指導を受けています。
幸い、通級や家庭でのきめ細かな療育的指導や配慮が、小さな成功
体験と自信につながり、自己選択や自己コントロールにも前向きに
なって、さらに配慮がよい結果につながりやすくなる、
という好循環が続いて、現在5年目に入りました。
来年は中学入学なので、今春にWISC-IIIを受けなおし、その結果の
グラフを見せながら、
「できることとできないことの凸凹が激しい」
「凸凹が激しいと、標準並みにできることでも、すごくできることと
比べて”これはできない、苦手”と思い込みがち」(ものすごい勢いで
頷いてました^^;;)
「生まれつき、脳の使い方が大方のひととは違う部分があるらしい
(『あなたがあなたであるために―自分らしく生きるための
アスペルガー症候群ガイド』吉田友子著、の図を見せる)」
「ユニークな〇〇はかけがえのない大事な家族だよ」
と説明しました。障害名は告げていません。
>空気が読めない、人の気持ちをくもうとしない、コミュニケーション下手というのは、家族が重々感じていることなので、学校でも同じように友達と接しているならば、みんなから好かれるタイプとはとうてい思えないのですが、やはり、外では家よりはイラつきや、むかつきを自分で抑え、過ごしているようです。
外では自分を抑えて我慢してるなんて、いい子じゃないですか。
人の気持ちをくめないなら、わかるように話してあげてください。
腫れ物に触るようにするのではなく、ニノニノさんが一方的に我慢する
のではなく、人間同士として互いに尊重し合える関係になれますように。
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