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▼まりもさん:
管理人です。ずっとやりとりを拝見していましたが、今後書き込まれる際に気をつけてほしいことがいくつかありました。
まりもさんが言いたいことは「家族なんだからアスペルガーの特性を知ってもっと受け入れて対応するべき」ということでしょうか。
もちろんこれが正論の面も大いにあります。大多数の意見が必ずしも正しい訳ではありませんし、アスペルガーの人の感性を尊重した方がいいこともあります。
しかし南美さんの書き込みを読むと、もうかなり頑張って限界に達したからこそこちらに相談したんだと私は感じました。そういう人にとってまりもさんの意見は「あなたの頑張りが足りないんだ」といった非難と解釈されても仕方ありません。
弁護士さんと相談している、というのはもう離婚も視野に入れて行動されているのではないでしょうか。つまりその位彼女は追い詰められていると考えていいと思います。
彼女が診察を受けてほしい、というのはここに最後の望みを託したと私は解釈しました。
そういう状況で
>きつかったのはすみませんが。
>ただ、きつくいうべき状況だとは思いました。
>
>旦那さんの判断を全否定しているように見えましたので。
>そういう関係は良くないのではないでしょうか?
というのは南美さんのことを思いやるというよりは、南美さんのことを全否定していると解釈されても不思議ではありません。例えまりもさんがそのつもりはなくても、です。
それはまりもさんが南美さんのことを「旦那さんの判断を全否定している」と感じたことと同じではないでしょうか?
めえめえさんはそれを注意したのだと私は感じました。
また、
>それに、最後にその辺のフォローもしたつもりだったのですが。
フォローしたつもりであっても、人間というのは一旦非難された、否定された、と感じた相手の言うことを受け入れにくいものです。
あと、「すみませんでした」と書いた後に付け足しを書くと、まりもさんは事情説明したつもりでも、他の人は「言い訳している」と解釈することが多いです。
謝罪をするなら謝罪だけにし、相手が「こちらこそすみません」と言った後に「実は…」と事情を説明したほうが相手は受け入れやすい気持ちになります。
>非アスペルガーの方が、歩み寄った結果アスペルガーになってしまった、
>という話も聞きませんよね。
うつなどになるケースはとても多いですよ。あるセミナーへ行ったところ発達障害の家族は通常の家族よりも10倍うつになるリスクがあるというデータがあると聞いたことがあります。
精神的な負担はまりもさんが想像している以上に大きいと思ったほうがいいです。実際相談業務に関わっていると限界を感じて相談に来るご家族はとても多いです。
正しいことは分かっていても気持ちが付いていかないんです。お互い相手を思いやれない状態になって、結局非難しあうことになると家族や夫婦だけでは解決がとても難しくなります。
困った状態の人に対して「あなたの態度に問題がある」と正面切って言っても問題は解決しないことが多い、ということだけはご理解ください。
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