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▼mintyさん:
はじめまして、こんにちは。
アスペルガー 小4の女の子がいます。
新学期がはじまって、やっと少しづつ慣れてきてひと安心、されど今度は逆に細かい問題が目に付き始める時期でもありますよね。
>1・毎日学校で泣いている。
>2・お友達と遊んだり、話をしていても、輪に入りきれていない。
自閉圏のお子さんでは、泣いてしまう(=パニック)こと、よく聞きます。かなり多いのでしょうね。
感情的な態度や語気の強さに、とっても敏感に反応するんだろうと思います。
繊細なこの感性は、この子たちの優れた能力のひとつでもあると思うので生かしたいと思う反面、対人面で表だって「泣いてしまう」状態を緩和してあげられたらと思ったり。
我が家は幸い、心理の先生との個別療育に加え 児童精神科に定期的に通院しています。
けっこう具体的なアドバイスをもらえることが多いです。
mintyさんのところはいかがでしょうか?療育など(通級も含めて)利用されていらっしゃいますか?
1の「泣く」にも、こうなってしまう理由っていろいろあると思うんですが、単一の理由でなく複合して問題が絡んでいる場合もあるようです。
うちの子の場合は、そういうことが多かったですね。
心理の先生にも、主治医にもうちの子に進んで取り組ませるように言われてたことがあるのですが、それは
「自分の感情を自分でわかること・内省できるようになること」
「人に自分の思いを 伝えること」
でした。
パニック=予想外だから と単的に考えるよりも、パニックになっている自分の内面を人に伝えられる方法がわからないから泣くより仕方なくなる という捉え方ですね。
泣いてしまいたい気持ちになるのは大事にしてあげて、でも、泣くだけでなく解決する・助けてもらう手段につなげる、という感じです。
強い口調で言われたら、「そんな言い方怖いじゃない。もっと言い方変えてよ」
睨まれたら 「何?そういう顔されても困るんだけど」
と、泣きながらでもいいので 言える・伝えるようにできることを目標に置いてます。
具体的に練習している方法ですが、ひとつは、日記ですね。これには特徴があって、普通の日記のようにその日あった出来事を書くのではなく、必ず「感情」を書かせます。しかも、口語で。
なるべく、!だの?だの使って、頭に思い描かれた独り言の思いそのものの言葉を、作文形式にならないように書かせるように、と言われてます。
自分の気持ちの動きに気付かせるためですね。
もうひとつ、人に伝える、これは心理の先生と主治医双方に相手になってもらっています。
親には言えても、他人に伝えるのは難しいらしいので、練習相手になってくれてますね。
絵をかいたり、詩を書いたりなど療育で遊んだあと、どんな気持ちだったのか?などを引き出す質問をしてくれてます。
この方法は家庭でもけっこう使えると思いますが、ただ私がTRYした感想では、私のようについつい子供の説明の仕方のミスを指摘したくなったりなどいわゆるお説教になりやすい人だと不向きです。
受け身できちんと聞いてあげられるお母さんだと効果があると思います。
2.のお友達の輪に入れていない
こちらも、複合した問題があるような気がします。
アスペルガーといっても、コミュニケーションタイプは本当に人によって天と地ほども違うので、同じ問題でも対処方法ってかなり違うように思いますので・・・
見極められればいいんですけど、そこが難しくて悩みますよね。
>例えば鬼ごっこをしていたとしても、自分ひとりで走り回っていて
>いつの間にかお友達がいなくなってたり・・・
ひとつ考え付くのは、「人の動きに関心があるか」です。
「人に合わせて動くことができるか」(意識的にかつ時間限定的にでも)
集団の場で空気を読むという前に、ごく少人数(特に1対1)で「相手の動きに関心を寄せる」ことができることがまず大事だと聞いています。
例えば、一緒に外出するときに お母さん(お父さん)と歩く速さを合わせて歩くか。
食事をする時に、みんなとペースを合わせて食べられるか。
こういったささいな日常の出来事で、練習できるそうです。
意識的に合わせることができるようになってくると、普段はマイペースでも、必要に応じて周りを見て気にする様子が現われてきますよ。
我が家の場合、こんな感じでやってます。
なんだか長々となってしまい、すみません。
参考になることがありましたら嬉しいです。
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