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▼humikaさん:
>自閉症スペクトラム指数(Autism-Spectrum Quotient: AQ)自己診断
返信、遅くなってすみません。 素人の理解なので、書いて誤解を広めたらいけないなあと思い、書くことに迷いがありました。 私の理解の範囲で書いてみます。
(注意しているつもりなのですが、それでも勘違いがあるかもしれませんので、あまり信じないで読んで下さい。)
これは、質問紙法によって自閉傾向のある方を見つけ出すための「スクリーニングテスト」を行う目的で作られています。同時に、自閉傾向の強さに対する尺度としたいという意図も含まれています。「自閉症スペクトラム」という仮説に基づくものです。
キーワードとして
「自閉症スペクトラム指数」「若林明雄」「東條吉邦」
を 選択するとイギリスのものを元に、日本語版を作成された 東條先生や若林先生の書かれた解説が見つかると思います。 実際に何人に対して、どのように検証しながら作成されたか等が詳細に書かれています。
AS者や非AS者、のグループに対して注意深い検証をしながら作成されています。 統計的な相関性に注意して作成されているわけです。
しかし、あくまでスクリーニングテストです。
多くの内科分野の健康診断で「要精密検査」と言われた人の中で実際に病気の見つかる人もいれば「健康でした」と言われる人もいるように、スペクトラム指数が高くても社会的な適応状態が良い方(自閉症とは言えないかた)も、あるわけです。
逆に、健康診断では「異常なし」のデータでも重い疾病が隠れている事があるように、指数が低く出た方の中にも自閉症の方はいるはずです。
〜社会生活で実際に困っていることがあり、指数が高く出ているのなら、発達障害に詳しい専門医を探して診療を受けてみる価値がある〜
と、受けとめています。
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