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多分ｱｽﾍﾟﾙｶﾞｰでしょうと発達障害外来のお医者さんに言われた息子が 高校生になりました。
中学２年生の秋から自律神経の調子が悪くなり貧血や頭痛で不登校が続きました。中学の担任の対応は ほんと冷たいもので、長期で休んでも顔を見に家に来るとか、電話をかけてくれるとか、そういう気遣いはほとんどありませんでした。何日休んでも 卒業できますとも言われました。こちらが怒り気味で言うとたまに対応してくれましたが誠意があるとは思えませんでした。
ｱｽﾍﾟﾙｶﾞｰ傾向なので よろしくお願いします。人とつきあうのが苦手そうで、見通しをたてることが苦手で、時々 静かにパニックを起こします。提出物もきちんとだせないので フォローしてほしい。指示の仕方を考えて（具体的な内容で） 声かけを人よりちょっと気遣ってほしい等 お願いはあらかじめしてあったのですが懇談で出てくる言葉は「普通のお子さんですよー大丈夫ですよー」・・・。
そういう言葉が欲しかった訳じゃないんですけどね。実際は静かなﾊﾟﾆｯｸもおこしているし、いじめられ傾向にありました。
そして その後 起立性調節障害になり 不登校が始まりました。
何故学校に行けなくなったのかも 積極的にはわかろうとしてなかったように感じました。無理はしない方がいいんでしょ 来れるようになったら来てね みたいな感じでした。
病院の先生が 担任が対応がわからないというなら 一緒にきてもらっていいですよというので それを伝えても 時間が合わないから といつも逃げられてました。夏休み中もですよ。
その頃 息子の通う中学は授業妨害や放棄する子が学年で多かったので そちらの対応の方が大変で ただ休んでいるだけの子は害がないんでしょうね。
友達と会えなくて寂しいと思う？って聞いても 別に・・・と興味をもたない息子も息子なんですが・・・。
学校の先生って こんなものなのかー 卒業させることだけが仕事？！教職にある人にも発達障害ってまだまだ認知されてないのね、そして発達障害なんて先生に言っても一緒？ とあきらめてました。息子は学校へ行かないし、先生の対応には不信感が募るし、とってもしんどかったです。
でも うれしいことがありました。
不登校だったながら なんとか高校生になれたのですが その高校(公立の普通の高校です)で 若い担任と学年主任が 丁寧に話を聞いてくれ 今までもそういう子（発達障害）に対応してきたのでまかせて下さい！職員全体も そういう勉強をしています。と頼もしい言葉をかけてもらいました。こちらも 細かいお願いができ 一安心です。
ｱｽﾍﾟﾙｶﾞｰの診断を受けたことはよかったと初めて思いました。
高校生活が始まって１ヶ月ですが 体調もだいぶん安定してきてるように思います。楽しそうに学校に行ってます。私に約束してくれた通り担任は息子によく声を掛けてくれているみたいです。
ちょっとうれしくて 書かせていただきました。
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