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おーはらさんへ
受診のきっかけは人さまざまだと思います。
おーはらさんの、今現在の不安もきっかけになりえるのではないかと思います。
ただ、ASの人とそうでない人には特徴的に重なる部分も多く、その見極めには専門医の診断に頼るしかないのですが、桃里さんもコメントされていた通り、大人の診断には
「母親から聞く幼児期の話」などが求められます。
私の友人は成人してから受診したのですが、親御さんが亡くなっていたので、医師は「小学生の頃の通信簿」を最後の決め手としていました。
成績ではなく先生の所見欄が重要とのことでした。
友人は「自分は今まで単なるおっちょこちょいな性格だと思っていたのが、そうでなかった」とボー然としていましたが「自分の特性を知り対処の方向性が出来たから良かった」と落ち着きました。
友人が診断に至ったのは、仕事が続かないし、周囲の友人関係があまりにモメて混乱が続き、本人には悪気がなさそうなのに「これはいったい何でしょう?」と、周囲から診断の希望の声が上がったのです。
おーはらさんが自覚することがASの特性なのか、ASに似ているが違うのか。
それは「不安だから受診する」でも、「社会に出て診断の必要性を感じて」からでも、どちらのタイミングでも良いと思いますよ。
ただ誰しも、自分自身のことを客観的に説明するのは案外難しいので、親御さんが無理なら、恋人さんとか自分をよく知ってくれている人に同伴してもらうのも良いと思います。
私の他の友人もネットの自己診断で「自分もそうかも」と受診しましたがそうではなかった、という例もあります。
そうでないなら、問題点を是正する工夫の仕方がASの方とは違ってきますから、不安が続くなら受診されてはどうでしょう?
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