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▼手毬さん:
こんにちは。
AS児の親です。
私が横から口を挟むようなことをしてはいけないかなとは思ったのですが、少しだけお話しさせてください。
手毬さんはお父様からの威圧的な態度や物言いに苦しまれてきたのですね。
世代的なものがあってそういう人がけっこういるということもあるのでしょうがお辛い思いをされてきましたね。
たぶん、誰でもきつい言い方だったり、威圧的高圧的な言い方をされると不快な気持ちが起きるものです。
押しつけられたような気持ちになったり、見下されたような気持ちになったり、反発したいという気持ちになったり。
これが日常の家庭内にひんぱんにあると、さぞや居心地が窮屈だったのではと思いました。
ただ、時にこの「反発したい」という思いがでてくることをわかっててそれを利用して 指導としてあえてこういう言い方を使うという場合とかもありますね。
(指導者などでわざと挑発的なことを言って 反発させるのが狙いという方法はよく使われます。)
もちろん、これが自閉圏の人に適するか否かは別としてです。
定型の方ではこういうやり方が功を奏する場合もあります。
そういうことを念頭に置きつつ、真琴さんへの多くの方からのレス全体を見てみると、みなさんがお互いに意見の強さを調整しあい、けっこうバランスがとれているのかな、とも私には感じられました。
>偉そうな言い方で申し訳ないですが、高飛車に威圧されて、おまけに「おまえの将来は悪いぞ!」と言われて、素直に聞ける人がいるのでしょうか?たとえそういうことが出来る、ベテランのロックの先輩のような人の言葉に納得しても、後に続くのは、力が力を押さえ込む、支配と抑圧の力関係でしかないのでしょうか?
たしかに、DENDENさんのレスの書き方はキツいように私も思いましたが、親身さは伝わってきました。
自分のようなミスを若い方に繰り返させたくないという思いが強かったのだろうと推察しました。
伝え方にもう少し柔らかさがあれば 受け取る側としても受け取りやすいだろうな、と思う反面、まだ真琴さんが社会に出ていない方だからこそ DENDENさんのように物事を強く言う人からの意見を受け取ることも経験として大事なのでは?とも思うのでした。
本人が高圧的にするつもりがなくても高圧的な物言いになってしまう人も世の中にはたくさんいるし、これから仕事をしていく上でもきっと職場で出会うだろうし、そういう意味でもこれからの可能性をたくさん持った若い真琴さんにとって「相手の言い方の強さに惑わされず、相手の意図(アドバイス)をくんでいく」経験にもつながっていくのではないかな、ともちょっと思えました。(あくまでも「母」という立場からの視点に私が偏ってるからかもしれませんが)
厳しい反応をされると、反発したくなったり不快になったりするのは、確かにほとんどみんなそうだろうと思います。
自閉圏の人は特にデリケートな人が多いと聞きますから、そこは本来指示やアドバイスは「穏やかで肯定的」のほうが適切なのはたしかだとは思うのですが。
ただ周囲の人皆に言い方を変えてもらうということはできませんから、自分の中で受け取り方を学ぶこと、消化していくことは必要に思えます。
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