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▼うさママさん:
こんにちは お返事ありがとうございます。
>すべてが小さな失敗体験ですから当事者はけっこう苦痛なんですよ。
>大人になってからは
>『わかっているのにできない自分』と向き合いますから
>本当に苦痛です。
本人も そうした方が良いとは思っているらしいんです。
だけど、気力を振り絞らないと行動を起こせない。。
どうという事のない事に気力を振り絞っていたら すぐに
疲れてしまいますよね。今まで夫の疲れの原因が分からない・
理解出来なかったのですが、今回の事を聞いて
どうしてそんなにすぐに疲れるのかが分かった気がしました。
今までは分からなかった為に、夫には可哀想な対応をして来たと反省してます。
>私の場合は受診して投薬で脳への刺激がブロックされたら
>その辺はかなり改善されましたよ。
すみません、立ち入った事をお聞きしてもよろしいでしょうか?
あの、お薬とは具体的にどんなお薬の事でしょうか?
本人は脳が疲れていると言っていますが、
それはやはり脳への刺激過多になっているからなんでしょうか?
寝ていれば脳の疲れはとれるんでしょうか?
>>こういう事って ASDの方にはある事なんでしょうか?
>ASDって何のことですか?
自閉症スペクトラムという意味で書きました。分かり辛い書き方で ごめんなさい。
「自閉症スペクトラム」という言葉はローナ・ウイングが最初に提唱した概念です。自閉症という障害はあまりにも色々な要素がありすぎて、ひとくくりにして「自閉症」と呼ぶにはふさわしくない、というものです。
例えば、カナータイプの子は言葉を発しなかったり会話ができなかったりし、人を避けることが多いのですが、アスペルガータイプの子は饒舌であり人と関わることを好みますが言動が状況と不適応だったりします。これらは全く違うように見えますが、実は自閉症として連続している、というものです。
また、ウイングは、自閉症スペクトラムには「正常」(健常)との境目も明確には無い、としています。
スペクトラムの要素として、「社会性」「コミュニケーション」「思考の柔軟性」があり、この3つの領域で共通して障害がある状態を、自閉症スペクトラム、と呼ぶ訳です。つまり、このうち2つしかあてはまらないから正常、とかいうのではなく、虹の色に境目が無いように(「移行」といいますが)、社会性における障害は重度軽度を問わず正常な子であっても境目が無く連続しているものなのだ、と考えられているのです。
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