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▼にじさん:
こんにちは
> 以前は診断された病院の臨床心理士の方に定期的に相談していたんですが、「物事を点としてしか受け止められず、それを関連づけて考えることができないのでそれは何度も説明していくしかない」と言われ、具体的な方法は特にアドバイスがなかったので最近は全然受けてませんでした。
そうだったのですね。
一般論ですが、漠然とした質問には漠然としたお返事が返って来ることが多いかもしれません。
「困っているんです。どうしたら良いのですか?」と尋ねても、具体的な返事はしづらいと思います。
例えば、
「大声で叱っても良いのでしょうか?」とか、
「お金の管理を教えるには、何から始めたら良いですか?」とか、
「ゲームセンターに行ってはいけないことを、納得させるにはどのような説明が良いですか?」
面談を繰り返すなかで、「具体的な質問」をすると、「具体的なアドバイス」が、得られることも多いです。
良いアドバイスを得る為には、聞く方にもコツが必要なのです。
でも、心配しないで下さい。 何回もお逢いして、相互に信頼関係ができてくると、本音で具体的な話題に自然に入って行くことも多いですから。
もう一つ。
今の時期は、相談のパイプは複数あった方が良いかもしれません。
というのも、病院の心理の方は「学校の仕組み」に関しての情報を持っていらっしゃらない事もあるからです。(あるいは情報は持っていても立場上、口を挟めないというケースもあります。)
この意味で、自治体の教育相談窓口とのコンタクトをなさった方が良いと思います。
自治体の教育相談担当者ならば、(地域により差があるのですが)実際に小学校や中学校へ足を運び、にじさん&お子さん、そして、学校の先生方の間に入っての調整をして下さる可能性があります。
その地域の学校という環境のなかで、実際に可能な援助の具体例を知っていらっしゃるのは、やはり、現場の方なのです。
病院のスタッフは、「本来こうした方が良い」という事を知っていても、その地域の学校で、可能な範囲で環境を調整する事は得意では無い事が多いのです。
この意味で、一度、地域での相談場所と連絡をなさってみて下さい。(通級を利用されているということで、既に、相談済みでしたら、申し訳ありません。)
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