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▼乃絵さん:
管理人です。
これは私の個人的な経験などから感じていることなので、すべての人に当てはまるわけではありません。あくまでも私の個人的見解と思ってお読みください。
発達障害の当事者の場合身体を支える筋力が弱い方が多い傾向があると私は感じています。これは関節や靭帯が普通の方よりも緩いため、筋肉の張りが低くなってしまうことも原因としては考えられます。
このような筋肉は身体の奥にあり、これがあまりないと無理に身体に力を入れて固めて作業をしようとする、身体を支えきれずにフラフラしてしまうといったことになりがちです。おまけに関節など身体を止めている機能もあまり働かないのでなおさら筋肉が付きにくい→疲れやすいということになる印象があります。
私も小さい頃からとにかく体力がないのが悩みでした。小さい頃は緊張がゆるむ長期休みになると必ずと言っていいほど熱が出て数日寝込んでいました。20歳で婦人科の病気になってからはさらに体力が落ちてしまい、学校に通う合間に時間を調整して通院をしているような状況でした。
社会人になってからも休日は家事と身体のメンテナンスでつぶれていました。「どうして他の人はあんなに元気に活動できるんだろう?」と不思議でならなかったです。仕事の関係でリハビリ科のドクターや理学療法士、作業療法士といった身体の専門家に相談がてら身体を診てもらったら
「ええーっ?こんなに筋力がないの?よく普通の生活が送れているねー」
「こんなに関節が緩くてよく脱臼とかしなかったねー」
「このままだと年取ってから大変だよ」
などと言われました。そこで初めて自分の身体が他の人より疲れやすい構造をしていることを知り、少しずつ教えてもらった改善策を行っていましたが、根本的な改善というわけにはならず、ついに倒れてしまいました。
身体を壊したのをきっかけに「ただ身体を治すだけではダメだ。体力も付けて行かないとだし、体質改善もしないと」
ということで信頼できる主治医を探し、その人に体質改善を目的に漢方薬を処方してもらい始めました。そして退職した後体調が一段落して「そろそろ運動をした方がいい」というアドバイスを受けて一念発起してピラティスなどのトレーニングをはじめました。
ようやく最近体力がついて、家事をしても「以前ほど疲れなくなってきたな」と実感しているところです。そして「そっか。普通の人ってこんなに色々やっても疲れないからあれこれできるのね」とも思っています。
体力の貯金があると余裕も出てくるのでイライラやストレスに対応できる力も全然違うと最近は感じています。そういう状況になっても整理したりコントロールできてくることが増えています。元々整理することは幼い頃からトレーニングされてきたのである程度はできていましたが、それを片付けなど苦手な分野に広げるには私の場合体力が必要でした。
疲労回復するための睡眠と同時に少しずつトレーニングすることも大事だと思います。手軽な所でラジオ体操などから始めてみたらいかがでしょうか?今はポイントなどをまとめた本も出ているので、読んでみるといいと思います。
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