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ご意見をありがとうございます。
いくつか感じたことがあるので、分けて書きます。
１．細かく書き方について指摘することについて
発達障害の人には読み書きに支障がある人が多く見られます。ここで触れる読み書きには一般的な読み書きでイメージされる文字の操作だけではなく、文章を読んで文脈を読み取る能力や自分の気持ちを文字言語で表現する能力も含みます。
つまり、参加者が曖昧な書き方をしているとそちらに気を取られて肝心な内容を理解してもらうのが困難になる可能性がある、ということです。
ですから書き方によっては「これだと誤解を生じる可能性があります」ということで指摘をします。
２．ネット管理人の立場について
ネットの掲示板というのは詳しい内面を話しているために相手のことを深く知っているような気持ちになりますが、文字だけの情報でやり取りしているにすぎません。
それだけに実際会って話をする以上に配慮しなければならないことが多いと私たちは考えています。
これは発達障害の有無にかかわらず大切なことです。そしてこの掲示板はコミュニケーションに障害のある人の集まりですから、より誤解を与えないよう気をつけて書く必要があると私たちは考えています。
「自分たちは分かるから平気だろう」というのは他人への配慮が欠けていると思います。
３．他人を引き合いに出すことについて
管理人の態度について指摘したいのは分かりますが、それを裏付けるために「他の人もこう言っていた」とか「○○さんは〜だった」と書くのは、トラブルを生じる可能性が高い言動だと思います。
今回の場合みなもさんは提案のつもりで書いたのかもしれませんが、それに他の人のことを引き合いに出すのは、その人が迷惑に感じることがあるかもしれません。
ご自分がいやな気持になった、というのならシンプルにそう書かれた方が気持ちが素直に伝わると思います。
日常でもその場にいない人のことで噂話などをして後でその人に確認を取ったら全然違う内容で話をしていたり、前後の文脈がないために違う解釈になっている、というのはよくあります。
４．最後に
みなもさんは私たち夫婦がテレビに出たことで変わってしまったかのような発言をされていますが、これについてはかなり誤解をされていると思います。私たちはテレビに出る前と何ら変わりないですし、むしろ変わらないからこそ「また出ませんか？」と声をかけてもらえているのだと考えています。
私は自治体の相談業務では相談にいらしている方たちには向こうから切り出さない限りテレビに出ている話を一切しません。それでも「先生と話をしたいから」「うちの子が先生と会うのを楽しみにしている」ということで来てくださるのはとてもありがたいことだと思っています。
人と人とがコミュニケーションをするのは「会いたいから」「その場に行けば自分が出せるから」「自分の本音を話しても聞いて受け止めてくれる人がいるから」というだけで十分だと私は考えています。この掲示板は「自分の意思で参加できるように」そして「嫌になったらいつでも自分の意思でやめられるように」ということを大切にしています。
また、会社や学校、法人といった組織の形を取らずに個人のボランティアでやっているのも私や夫が嫌になったり、何らかの事態が生じた時にいつでもやめられるように、ということの保障でもあります。
この掲示板でやり取りができるためにも「書き込みの作法」を守るというのはとても大事なことなのです。みなもさんやみなもさんのお知り合いが「大したことはない」と思っても他の人にとっては「大したこと」なのかもしれないと思っていただけると嬉しいです。
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- 08/10/7(火) 2:50 -
