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はじめまして。AS当事者のアンズと申します。
>ここで疑問点があります。
>こういうことを自分で言うのはおこがましい気がして、
>医師にも伝えなかったのですが、
>僕は、自分の弱点や苦手なことを自分なりに向き合って、
>克服出来るように、努めて来ました。
>そういうタイプの人でも、WAIS-Rで、
>結果に反映するのでしょうか?
このご質問の意味が少し分かりにくかったのですが、
「自分は弱点を克服しようと努力してきた
→その成果ゆえにWAIS-Rで有意差が出なかった
そんなことはありえるのか?」
という意味でしょうか。
もしそういう意味だとしたら、ありえないのではないかと思います。
すでにWAIS-Rを受けられたのならご存じかと思いますが、IQは動作性と言語性に大別されます。
動作性IQは「聞いて」「見て」「感じて」理解できるかという、先天的にその人が持っている能力指数だと私は解釈しています。
対する言語性IQは、言語を知ること自体生まれ落ちた後なのだから、いわば後天的に身につけた能力、といえるのではないでしょうか。
だとすれば、むしろニワトリさんのように努力すればするほど、言語性と動作性に大きな有意差があらわれるような気がします。
もちろん私は専門家ではありませんので、あくまで印象ですが。
もし、全く見当違いの話をしていたらすみません。
>パーソナリティ障害と発達障害の判別は
>具体的にどうやるのでしょうか?
>(最終的にWAIS-Rに頼るしか無いのでしょうか?)
私はパーソナリティ障害と発達障害、両方の診断を受けています。
最初はパーソナリティ障害的と診断されましたが、何年もかけて主治医とカウンセリングを重ねてきた結果、
「あなたの悩みの中には普通のパーソナリティ障害とは雰囲気の違うものがある。
(人の顔が判別できない、左右の区別がつかない等)
一度知能テストを受けてみてはどうですか」
と主治医に言われ、受けてみたらそうだった、という。
自分の場合はこんな感じでした。
ですので、WAIS-Rはあくまでただの数値だと思います。
もし私がWAIS-Rを拒んだとしても、私のカルテには「発達障害」の病名が追加されたことでしょうから。
ニワトリさんが発達障害で困っておられるのなら、多少ご面倒でも、専門機関を受診されてみてはいかがでしょうか。
重要なのは「困っているか否か」だと思います。
困っている状態を緩和するには、診断名がどうであれ、今のところ精神科しかないように思います。
私のように色々と担当医と話を重ねた結果、やはり発達障害だと診断されるかもしれません。
長々とお書きしてすみませんでした。
何かのご参考になれば幸いです。
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