|
▼ヒゲ達磨さん:
>>現時点で、イギリスにおける二分脊椎症のようなドラスティックな例から、自閉症(含むAS)が将来優生保護の観点から排除を強制されるといった書き込みかたは、極端に過ぎると思われます。
>
>不快な思いをさせて申し訳ありません。
ワタシが不快に思うかどうかとかいう問題ではありません。
ヒゲ達磨さんは理論的記述を好まれるようですが、情報というのは、
篩い分けや操作に一定のスキルが必要です。
何らかの結論を先に抱いて集めると、その結論を裏付けるような情報が
いくらでも集められるものです。
しかし他方、その結論にそぐわない情報もまた、集めようと思えば
いくらでも集められる可能性があります。
たとえば、ヒゲ達磨さんは、厚生労働省の「発達障害者支援法」を
お読みになってみたことはありますか?
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0412-1b.html
「第二条 この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう」
>約10%はいると見られる発達障害児は、今回の研究では「現行の三歳児検診では発見が困難」となっておりますが、検診方法を開発して早期に三歳児検診で発見し
>>特別な教育や生活上の工夫(たとえば職業選択など)
>を行う体制をつくり発達障害者側の改善を図り、
上記「発達障害者支援法」に基づき、現在では”特別支援教育”の名の
元に、小中学校等で特別な教育や支援が展開されております。
そりゃあ、全てが素晴らしくうまく展開しているとは申しませんが、
少なくとも我々が学齢だったころとは比べものにならないぐらい、
理解も支援も広がってきていると思います。
この”特別支援教育”がらみで、行政も発達障害に無関心ではいられ
ませんし、新刊本がどんどん出てるし、教育者や親に対する勉強会
なども活発になってきています。
ワタシの子どもも通級指導を受けておりますが、通級への希望者が年々
増えており、ほんの3年ほど前に比べても変化を肌で感じております。
このような前向きな側面も、見落とさず、着目していただければ幸いです。
|
|