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▼ぬいさん:
>この投稿を見てくださった方の中に、成人後にASと診断された方はいますか?
>診断前と診断後で、仕事や友人関係、自分の心情などで変わった事はありますか?
>もしよろしければ教えていただけると嬉しいです。参考にしたいのです。
ジョンと申します。5年前、49歳の時にASと診断されました。
診断に関する意見は先のおふたりの意見と同じです。
多少ショックを受けると思います。私もそうでした。
ただ、医師によって意見が違うとの投稿にあるように、
専門医でなければ、よほどのことがない限り、見抜く(正しい診断をする)
ことはできません。ASについては、研究中の分野であるだけに、
専門医以外は診断できないのが現状です。
どのような診断が出るのか分かりませんが、診断は1つの生きる指針であり、
診断自体がゴールではありません。先の意見にあるように、
自閉症はスペクトラムと呼ばれていて、連続体です。健常の人から
自閉症の人まで100人いれば100通りの現れ方があります。
グレーゾーンと言って、自閉症の傾向があるものの、発達障害
(以後非定型発達と呼びます)と診断されるほどのことでは
ない方もおられます。
また、知能検査を受けた後に分かることは、意外と自分は
できる項目があったということだと思います。
とかく、自分を否定的に見ていることもあるかと思いますが、
「なんだ、意外とできる」と思う結果が出ると思います。
人間は神様ではありません。オールマイティではなく、
人にはできることと、できないことがあると思います。
できないことに目が行って、本当はできることを
もっと見てあげることができると自信も湧いて来ると
思います。だから、診断や検査もプラス思考で考えて
ください。不安は和らいだでしょうか。
私の場合は、家内に、ASだったらASと開き直ればいいじゃない
と言われて、だいぶ楽になりました。
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