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▼マリアンヌさん:
はじめまして。
小2の非定型自閉症の息子をもつ母親です。
息子は記憶力がよく、漢字は得意、字も文化展に出されるほどきれいな字が書けます。
その代わり言語理解に遅れがあり、「何をしゃべっているかわからない」「頭が悪い」とクラスメートに言われ、泣きながら帰ってきては「ぼくは頭が悪い病気なんだ」と言い、その言葉を聞く度に私も胸を痛め、何とかしてあげられないものかと模索している毎日です。
息子は2歳半の時に言葉の遅れを指摘されたものですから、3歳から公文の教室に通わせています。
公文では、まだ字が書けない幼児は、最初に、右に書かれた自動車と左に書かれた自動車を線で結んだり、絵を鉛筆でなぞったりして、直線・折れ線・曲線の”運筆”(筆づかい)の練習をします。
それから「ひらがな」を習うのですが、最初は白抜きしてある文字をなぞることから始まります。
お嬢さんは手先が不器用ということですから、まずこの”運筆”の練習が必要かなと思いました。
「もじ・かずボード」というひらがな・カタカナ・数をなぞって練習する知育玩具が、くもん出版から出ています。
フエルトペンのような三角ペンに水を入れて、ボードの字をなぞると色が変わって”書ける”のですが、水が乾くと書いた字が消えるので、何度も繰り返して練習できるものです。(おもちゃ売り場やネットで買えます。)
うちの息子は、書写の授業では相変わらずきれいな字を書くのですが、ノートや宿題は段々雑になってきたので、もう一度ひらがなの形をしっかりインプットさせようと、最近この知育玩具を買いました。
水を入れて書くのが楽しいらしく、目がつくところに置いておくと、思い出したようにやっています。
あと、息子は電車が好きなので、電車の絵をうまく描きたいと思っているようなのですが、図鑑を見ながら描くのはうまく描けなくてキーキー言うので(笑)、トレーシングペーパーを買ってあげたら喜んで写しています。
それを見ていて、トレーシングペーパーも有効活用できるのでは?と思いました。
字にこだわらずに、好きなアニメのキャラクターでもなんでも、下絵の線を丁寧に書き写すのも”運筆”の訓練になると思います。
漢字も書きやすい大きさにコピーしたものをなぞらせて、ゆっくり丁寧に書く練習、字のバランスを記憶させることから始めたらいかがでしょうか?
例え写した字でも「上手に書けた!」という達成感をもたせてあげられるのもいいと思います。
お嬢さんの字が少しでも上手になりますように!!
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